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 タカラベルモント株式会社(吉川秀隆代表取締役会長兼社長)は4月9日(火)、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪において、2013年 タカラベルモントグループ全国有力代理店会議を開催した。前日から2日にわたり開催された「TWBC2013」終了後、その余韻醒めやらない中行われたもので、国内、海外の多数の代理店関係者が顔をそろえた。

 冒頭、吉川社長は改めて「TWBC2013」を創業の地・大阪で開催した意義について語り、予想を上回る来場者が集めったことにお礼の言葉を述べた。そして、2012年の業績について「グループの売上高は国内市場525億円、海外市場が84億円で合計609億円となり前年度より5%アップした。タカラ本体は517億円で理美容事業が346億円、医療・クリニック事業が171億円で6.4%アップとなっている。今期4月からの目標は548億円で対前年6%の成長を目指す」と報告。続けて、今期は2011年度からの3か年計画の最終年度にあたり、「サロンとお客様結ぶ市場のニーズに価値を創造する製品力と、営業力で応えていく。製販一貫の運営を更にレベルアップしアフターサービスや内装工事を強化することでグループとしての付加価値を向上する。多種多様に変化をつづける先進国の市場や最長を続ける途上国の市場ニーズに応えていくため、製品、情報、人材を強化する3つの大きな柱がある」と語り、要旨以下のように続けた。

 製品力の強化では、世界に売れる製品づくりのために事業部門、開発部門、生産部門の各担当者からなるプロジェクトを一昨年立ち上げ、その成果として「ユメ」をグローバルに販売。機能椅子、セットチェアー等についても今年度中に販売をスタートとする。
 営業力ではソリューション機能を強化し、より強固な信頼関係を構築。ショールームを製品情報だけでなく、講習、トレーニングに活用し、今年度は全国8か所のコアショールーム体制で内容をさらに充実させる。また、全国のルベルスタジオも順次新しくして講習しやすい環境づくりを徹底。今期中に横浜スタジオも新設する。
 さらに、他社にないアフターサービスや内装工事業などのグループ機能と総合力も強化。機器メンテナンス専門のルベルモントコミュニケーションズでは迅速かつ効果的なサービスでより安心安全を提供する。全国100名余りのデザイナーを抱えるタカラスペースデザインも加え、機器、化粧品、空間設計、施工、アフターサービス、メンテナンスまで一体となった総合力でサロン繁栄のサポートを推進する。営業組織も機器、工事、エステシモ、ネイルとあらゆるサロンのサービスに総合的に対応する体制に変え、開業支援の担当部門を設置してサロンづくりの機能を強化する。
 その他、インターネット上のアウトレットサイト「タカラマルシェ」を5月に開設し、新たなお客様への利便性の提供のほか、海外市場における製品の購入や、また国内ショールームのセミナーチケットの販売も行う。また、グローバル活動では、事業拡大を加速するため国内海外の組織が一体となって事業を推進。ベトナム・ホーチミン市の郊外に医療機器の生産拠点も設立し今年10月の稼働に向けて準備中。高品質で付加価値の高い物づくりをベトナムで実現しグローバル戦略を実現する。
 
 この後、各事業ごとの2013年の活動方針と製品施策について、要旨以下のように紹介した。
 まず、サロン事業本部は「美しく生きる喜び」をテーマに、技術をサポートする製品やサービス、未来のサロンをイメージする製品やサービスを通じて美しく生きる喜びを提供する。その具体的な施策として、まず営業体制の改革を挙げ、機器、工事、エステシモ、ネイルとあらゆるサロンのサービスに総合的に対応する組織体にするとともに、開業支援の担当部門を設置してサロンづくりの機能を強化。
 次に、情報入手の手段の変化に対応して、接点の場を拡大。5月にはインターネット上にアウトレットサイト「タカラマルシェ」を開設し、新たなお客様の利便性向上をはかるほか、海外のグローバル市場における製品の購入や、国内のショールームのセミナーチケットの販売も行う。
 さらに、サロンづくりメーカーとして総合力を活かした商品展開を強化し、毛髪に関する情報、サロン機器とテクノロジーを連携させた製品づくりに力を注ぐ。その一例として6年ぶりにリニューアルした「エアウェーブビータ」と、その専用薬剤をエステシモとルベルそれぞれのブランドで発売することや、累計で2万台を販売した「ユメ」シリーズの新バージョン「ユメイクシ」を国内外同時に販売し、スパ持含めた快適シャンプー市場の推進する。
 ルベル事業部では「マテリア」をこの秋に一新し、サロンカラーに必要な処方を使用し今の時代に必要な色味を加える他、新しい教育活動を導入しサロンカラーのクオリティーの向上を目指す。また、パーマではエアウェーブビータ専用薬剤やストレート用を販売しパーマ技術向上に役立てると共に、パーマやカラーの施術を美しくしその美しさを継続出来るような新製品やメニューを提案する。さらに、高い成長性を示しているメンズ市場に新製品を2月に発売。メンズビューテイーケアを拡大する。
 エステシモでは、昨年に続き「ネクストヘッドスパ」「ネクストスキンケア」をテーマに活動。ホームヘッドスパの新提案となる製品2種類を6月に発売。教育、カウンセリング診断システムをセットにして、エスティックサロン、理美容サロンのトータルビューティーのニーズに応える。いずれも事業領域はプロのサロンであり、サロンの繁栄につながる製品で、サロン専売品として拡販し業界の繁栄につなげる。今回TWBCでも「ビューティープラスワン〜感じる価値へ」として提案した。
 エスティックやネイルでも人、商材を扱っている企業としての広い業域を活かし、サロンでしか提供できないサービスを高める。ネイルにおいても理美容サロンでのネイルメニュー普及を目指し、自社ブランド、海外ブランドの他、サロンの様々な場面で出来るケア、ブースの提案、教育オペレーションの提供を行いサロンの価値提供のお手伝いをする。
 エステテック分野では、JALやANAのファーストクラスにも採用されているマットレス素材「エアウィーブ」と提携し、寝心地を追求した新しいベッドを投入する。

 最後に吉川会長兼社長は「2日にわたるTWBCの会場で具体的な製品の数々をご覧いただいたということで、主な製品紹介にさせていただきたい。今年はユメを6,000台、ローラーボール8,000台、エアウェーブ2,400台を販売目標に、サロン活性化の役に立つことを目指している。代理店の皆様の協力をお願いしたい。当社は創業100周年に向けて歩んでいる中、グループの総力を挙げてサロンのお役に立ち、業界の発展に貢献していきたい」と結んだ。