株式会社フジシン(遠藤一徳代表取締役社長)などで構成されるF’s グループは、2月9日(火)、東京・新宿の京王プラザホテルに取引先を招いて、恒例の「WINNER’S FORUM 2016」を開催した。
 冒頭、挨拶に立った遠藤社長は、今年のテーマを『Real Worth〜本物の価値〜』と設定したことの背景を次のように説明した。
「当社は、“価値の創造と伝達”を永年テーマに置いているが、特に最近、本物志向のお客様に対して、サロンはその期待を上回る価値の提供が求められている。そのためには、サロン独自の価値を持つことが重要。その価値とは、そこでしか体験できないことで、それがサロンの付加価値となって、お客様の期待を上回る価値の提供ができる。今繁盛しているサロンは、いずれも独自固有の本物の価値を持っている」と述べた。
 さらに遠藤社長は、「サロン独自固有の本物の価値を創造するためにF'sグループは、共に育つ『共育』と『商品』をベースに置く。『共育』とは、お客様の期待を上回る確かな技術であり、一人ひとりのお客様が求める、価値を見出すコミュニケーション力と提案力である。一方の『商品』については、本物志向のお客様に応えるための付加価値メニュー、サロンの独自性を活かしたメニューと製品(店販)が重要」と語った。
 続いて、その本物の価値を創造してもらうためにカット、カラー、パーマをはじめとした技術的なセミナーからマネジメントに関するセミナーまで多数開催することを紹介。また、今年で38回目を数えるカットコンテストの『Japan Cup2016』を6月21日(火)、東京・代々木の国立代々木競技場第一体育館で行うことを発表した。
 休憩後、今年の新春記念講演として、東京・羽村市を中心に10店舗のスーパーマーケットを展開する株式会社福島屋の代表取締役会長福島徹氏が登壇。福島屋は、大手スーパーなどとの競合が激しい中、価格競争をすることなく、創業以来40年間黒字経営を続ける優良企業。“生・販一体型”のビジネススタイルを貫き、福島会長自身が年間約120日、全国を探し回りみつけてきた“絶品商品”が多くのファンを生み出している。
 今回、福島会長は、そのビジネスモデルの要諦を惜しげもなく披露。自社の事例をスライドを多用しながら紹介し、“奇跡のスーパー”と呼ばれるに至った経営戦略と、その売り場でのこだわりをわかりやすく解説した。
 なお、フォーラム開催中、メーカー各社の情報展示があり、フォーラム終了後には、恒例の新春ディナーパーティが開催された。今回のディナーパーティでは、ロバート・ライカー氏が指揮を務める東京シンフォニアがコンサートを開催し、参加者もその荘厳で活き活きとした演奏を堪能した。


フォーラムの冒頭で今年の活動方針を説明する遠藤一徳社長


講演中の株式会社福島屋の福島徹会長