一般社団法人国際美容協会(山野愛子ジェーン理事長)は1月7日(日)、東京・品川区のグランドプリンスホテル・飛天の間にて、学校法人山野学苑(山野正義総長)と合同による美容着付師認定証授与式を開催した。
 美容着付師は、同協会の着装山野流認定の奥伝講師・着物着付師を取得した一般の美容師、山野美容芸術短期大学(山野愛子ジェーン学長)、山野美容専門学校(山野愛子ジェーン校長)で同様に履修取得した学生を対象に、より高度な職業能力開発プログラムとして設けているもの。文部科学省が全国の専修学校の専門課程を対象に企業等との密接な連携による「職業実践専門課程」として認定する動きに合わせ、美容の領域での着付技能と技能者の資質向上に貢献するものとして、92時間の知識・技能講習履修と2時間の技能審査を経て認定されているもの。
 この日は、認定証授与式に先立ち「職業能力開発と美容着付師」と題したシンポジウムが行われ、コーディネーターを務めた佐藤美奈子氏(山野美容芸術短期大学教授)の基調報告に続いて、山野愛子ジェーン(一般社団法人国際美容協会理事長)、新井唯夫(株式会社アライタダオ エクセレンス代表取締役)、大田昌孝(株式会社百日草代表取締役)、三田清栄(京都理美容専修学校校長)、青木和子(山野芸儒短期大学教授)の5氏が、美容の領域における教育現場とサロン現場の技術技能の連携のあり方や美容着付師の意義、今後の可能性などについて、それぞれの立場から意見を述べた。


 シンポジウム終了後行われた認定証授与式は、美容着付師として一般の美容師70名、山野美容専門学校在校生324名、山野美容芸術短期大学在校生158名、花嫁着付師として山野美容芸術短期大学在校生45名、ブライダルアーティストとして同じく33名など、計630名が対象という大規模なもの。
 冒頭、学校法人山野学苑の山野正義総長が挨拶し「美容着付師は美容師の資格を持った着付師として、知識も豊富で技術もより高度なものとして認定されている。技術は磨けば磨くほど実感できるもので、身に付けた知識、技能をこれからの人生の中で実践し活かしていっていただきたい」と語った。

 700名を超える参列者、在校生の家族などが見守る中、認定を受けた全員の名前がプロジェクターで紹介され、それぞれの代表者に山野愛子ジェーン理事長が認定証を授与。最後に山野理事長が認定の指導に当たった先生方に感謝の意を表すとともに、認定を受けた全員に改めてお祝と激励の言葉を送った後、在校生2名による答辞で認定証授与式は終了となった。


 引き続き行われた祝賀会では、来賓代表として弊社代表取締役社長・長尾明美が祝辞を述べた後、ミエ・ヘア・アーチストアカデミー理事長の片山正勝氏による乾杯の音頭で開宴。食事と飲み物を前に歓談が進む中、新井唯夫氏によるスペシャルセミナーや、コンビ芸人イワイガワの進行による豪華抽選会なども行われ、新井氏は美容着付師を例に、改めて学校で習得した技術技能がサロン就職後すぐに活かせる環境や仕組みづくりの重要性について語り、自らのサロンでも従来のスタイリストデビューまでのカリキュラムを、入社3〜6か月でヘアアレンジや着付で入客し生産性にも貢献できる内容に見直していることなどを紹介しながら、貴重な人材として期待を寄せていた。
 最後に、懇親会は美容着付師の講習、技能審査の協力を得た山野学苑の講師陣へ謝辞が送られ閉会となった。