東京・神奈川に13店舗を構える『kakimoto arms』は5月30日(火)に東京・渋谷ヒカリエで毎年恒例となっているカットステージ「arms collection’17」を開催した。今回で単独カットステージも10回目を迎え、満席の客席には中国や韓国からの来客も多数見られ、その関心の高さが伺えた。



 冒頭、柿本 哲代表取締役社長は「毎回テーマを変え、10年やってきた。変わらないのは我々のブランドとしての発信、表現であること。日頃のサロンワークを磨いて磨いて、磨き上げてこの場で表現し、ステージの翌日にはお客様に還元するイベントであるべきだと考えています。それは今後も変わることはありません」と挨拶し、「何か刺激を感じ取ってもらえるイベントになれば嬉しい」と、ショーの開幕を宣言した。



 オープニングを飾った「NEXT STAGE」には6人のスタイリストが登場。ウルフやベリーショートなどにスタイルチェンジ。観客たちは、日頃磨いた技術を発揮するスタイリストの一挙手一投足を真剣な表情で見入っていた。続く「MEN’S GROOMING STAGE」では、全ステージでも最多となる13人によるカットショーが繰り広げられた。唯一のメンズステージということもあり、レディスとは一味違った雰囲気の中、ツーブロックレイヤーやバーバー風の爽やかなスタイルが仕上げられていった。続いて行われた「DESIGN PHILOSOPHY」では『LINE』と『MOVE』の相反するステージが展開され、寒色系カラーが主流の中、ピンクやオレンジ味が目をひく華やかな前下がりのショートボブスタイルや、軽やかなパーマスタイルの数々が披露された。





 トリを飾ったのは、青山店のチーフデザイナーを務める小林知弘氏。ドラマチックなベートーベンの「運命」の曲に乗せて、ショートボブスタイルのモデルを、サイドを刈り上げたエッジの効いたショートスタイルに大胆にカットすると、ウエットな質感でリーゼント風にスタイリング。赤いドレスの裾をなびかせてウォーキングする姿が印象的な、快活な女性像が表現された。






 すべてのステージが終わり、ショーに登場したスタイリストとモデルがステージ上に一堂に介すると、会場からは割れんばかりの拍手が。スタイリストたちからは、これまでの特訓の成果を出し切り、達成感に包まれた安堵の表情も見受けられた。また、閉幕後はモデルたちがステージ上に残り、写真撮影の時間が設けられると、気になったスタイルを間近で撮影しようと、多くの観客がステージに詰め掛けていた。