タカラベルモント株式会社(吉川秀代表取締役会長兼社長)は10月17日(火)、東京・目黒区のホテル雅叙園東京において、「エステシモ プレミアムサロン会2017」を開催した。
理美容・エステティックサロン向けホリスティック化粧品ブランド・エステシモの全国有力サロンを中心に、250サロンを超える来場を迎え、本年度は、「サロンの未来をつむぐホリスティックビューティ〜ロイヤルカスタマーの育成〜」をテーマに、次世代ヘッドスパの紹介をはじめ、新カテゴリーの発表が行われた。
冒頭、吉川秀代表取締役会長兼社長は、TB-SQUARE(大阪市中央区)からVTRで挨拶、日ごろの感謝を述べた。また、同所が昨年9月16日にグランドオープンし、国内外より2万3千人以上の来場者を迎え、世界最大級のプロフェッショナル・ビューティの情報発信地として、美の領域のプロフェッショナル及びそれを目指す方々が、それぞれの持つ夢を具現化していける場所であることを紹介。さらに同社が創業以来、美しくありたい、健康でありたいという人々の願いに応えるサポートの事業を展開する一つの活動として、昨年横浜で開催したTWBC (タカラ ワールド ビジネス コングレス)を紹介。国内外の最新技術をはじめ業界の発展に必要な情報を発信し、エステシモが外見の美しさのみならず、内面の美しさを引き出すホリスティックビューティブランドとしてとして、美と健康にかかわる方へ貢献していくことを語った。

次に、同社のコスメティック戦略を、理美容事業部副事業部長兼化粧品営業統括の岩瀧正之氏が説明。
はじめに、2021年に迎える100周年への方向性について、常務取締役の吉川朋秀氏がVTRで登場。今まで培ってきたサロン業界における情報、製品、機器、空間の提案をさらに向上させていくメッセージに続き、岩瀧氏は、同社の売上構成が理美容40.0%・化粧品22.6%・医療37.4%であり、化粧品ブランドのポジションマップを紹介し、11ブランドが揃う中、エステシモがホリスティックビューティを掲げる唯一のブランドであることを説明。
“健康で美しくありたい”を叶える場として、サロンを構成するメニュー(SPA)でお客様の美を満たし、機器はスタッフの確かな技術を支え、サロンに彩りと心地よさを与える空間のそれぞれの機能を高めるだけでなく、これらを“人”が結びすべてを融合することで新しい価値を創り出すことを実現してく。
また、4月1日から大きく変革した「新しいサロンビジネスの価値創造」について、新契約制度・物流・新製品・教育に関する詳しい報告が行われた。

2017年から2018年度のエステシモ マーケティングコンセプトは、エステシモ営業部の前田充子部長が説明。
ホリスティックビューティの考え方と、大人世代の満足をどう提供できるかの重要性を、消費者アンケートを紹介しながら説明。また、理想の美を叶える素材創りのポイントが、全身のリエゾン〈つながり〉から作られること、ホリスティック型サロンがロイヤルカスタマー育成に、客単価・リピート率・店販比率においてどう貢献できるかを、具体的な成功サロン実例の実績をもとに説明した。
これらのことから、2017年から2018年のマーケティングテーマを『SPA LIVE MANAGEMENT(スパライブマネージメント)』とし、肌、頭皮・髪、心身に応えていく。フェイシャルスパ、ヘッドスパに続き、来春、体内循環に着目し老廃物を取り除き代謝を高めるフィジカルスパと、自律神経に着目し、呼吸をコントロール、上質な睡眠へ導くハートスパが登場する。
続いて、ヘッドスパシリーズ「セルサート」に登場した「CELCERTサロンスパ」(業務用)の製品開発について、エステシモ営業部企画担当の菅井恵氏が開発背景を詳しく紹介。年齢による髪質の変化をなんとかしたいというお客様の悩みと、年齢による髪質への対応力が欲しいというサロンでの悩みに完全対応するヘッドスパとしての新提案、(1)エイジング毛の新知見「毛髪骨格」(2)髪の今と未来の「頭皮髪一体型ヘッドスパ」(3)美髪、美肌を生み出す「ホリスティック効果」の新次元ヘッドスパの進化ポイントを説明した。
更に、同製品の研究開発における新知見の説明を化粧品研究開発部の大西日出男部長が行った。エイジング毛の新たな知見『毛髪骨格』について、サロンスパ新システム「ラメラロック」について、ヘッドスパ基礎研究(ヘッドスパ施術が心身に与える効果)ではタイプ別スパ効果のまとめやヘッドスパ共通効果についてなど詳しく紹介された。頭皮髪一体型ヘッドスパ「セルサートサロンスパ」のメソッドやベネフィットの理解が、より深まる内容となった。
今春完成した新教育システム「ロングエデュケーションシステム」については、エステシモ営業部エデュケーショナルセクションの工藤光代マネージャーが説明。教育理念や教育サポートが紹介され、ヘッドスパ シニアコース、フェイシャルスパ シニアコース、マスターコースのそれぞれの合格者が発表された。マスターコース合格者の白田智史氏(TANGA NILLA)、鈴木真理子氏(TANGA NILLA OLIVE)は授与式のセレモニー後に、専門的な知識・技術の習得から、サロン内でのメニューや企画への応用、提案などのプレゼンテーションが披露された。


ホリスティックスペシャルセミナーは、「睡眠学」の世界的権威、スタンフォード大学の西野精治教授による「最高の睡眠が誘う素材美」と題した講演が用意され、最後にエステシモ営業部の小抜淳二副部長の挨拶では、新しい道を切り開くブランドとして、さらに進化していくことが語られ、休憩をはさみ懇親会となった。