3月6日(火)、千葉・舞浜にあるアンフィシアターにおいて、ホーユー株式会社 プロフェッショナルカンパニー(佐々木義広プレジデント)は、ヘアステージ「Project C the stage #1 The Moment〜オリジナルが生まれる瞬間〜」を開催した。昨年からスタートした「Project C」とは、多彩なイベント・プロモーションが連動したプロジェクトのことで、サロンカラーや色が持つ可能性とその価値を発信し、ヘアデザイナーのクリエイティビティを刺激して想像力を引き出すきっかけづくりを目的としている。今回のヘアステージでは、「C」から始まる「Canvas」「Countdown:Countup」「Cue」「Complex」「Crossover」「Chaos」の6つのキーワードに沿って、10サロン15名の美容師が登場し、個性的なパフォーマンスを披露。観客に問いかけるようなテーマの設定、同社主催フォトコンのグランプリ受賞者の出演など、全体を通して実験的かつ挑戦的な内容となっており、会場に集まった美容師たちの目は、終始、ステージに釘付けとなっていた。

プログラムは以下の通り。

Canvas 
K-two 塚本 繁





予め、複数のモデル、コスチューム、デザインキーワードを用意。ショーの冒頭で観客に選んでもらった3つの要素を組み合わせて、塚本氏が即興でヘアスタイルを仕上げていった。


Countdown:Countup

MINX 岡村享央、藤巻巡日人、後藤晃成





カットに定評のあるサロンを象徴するように、マッシュ、グラボブなどベーシックスタイルのウイッグがステージ中央に据えられ、サロンベースに落とし込んだモデルスタイルとの対比を披露。


DADA CuBiC 古城 隆





カットステージの後、動物メイク×マルチカラーのモデルが登場。クオリティは高いが、そこに脈絡はない。スクリーンに「意味のあることはやめろ」という痛烈なメッセージが映し出されていた。


Cue

riff design labo. 尾上大介





2017年夏に行われたインスタ型フォトコン「カラコレ’17」でのグランプリ受賞をきっかけ(Cue)に、ニューフェイス・尾上氏が出演。従来のヘアショーとは異なる、演劇的な表現にチャレンジした。


Complex

RISEL 帆足和光




KAINO 岡崎貴紀




BUDDY HAIR 鈴木伸弥



住む地域、環境が違う3人が、1つのテーマ、1つのステージで共存し、サロンワークから生み出されるクリエイティブを表現。まったく異なる個性がぶつかり合うことで、逆に引き立て合うことを証明した。


Crossover

OCEAN TOKYO 高木琢也





ガウンをまとったボクサー風の出で立ちで、高木氏が登場。ステージ上にはリングが設えられ、まるで格闘技のように力強く、スピード感たっぷりのカットテクニックに会場が沸いた。


HEARTS/Double 高田昌宏、石原慎太郎、江良友規子、松山絵美





4人のデザイナーがカット、アレンジを披露。ヘアも衣装も色を抑えてモノトーンでまとめる一方、青と白のライトを効果的に使い、このサロンらしい幻想的で静謐なステージをつくりあげた。


Chaos

U-REALM 高木裕介





三味線奏者、お茶を立てる坊主、生物の骨らしきセットを背景に、黙々とカットする高木氏。和洋がミックスしたヘアとファッション。歌川国芳作のどくろの浮世絵を題材に、刺激的で混沌たる世界を表現。