東京都美容生活衛生同業組合(略称:BA東京/金内光信理事長)は5月29日、東京・代々木の美容会館9階TBホールにおいて「平成30年度 第69回 通常総代会」を開催した。
 議事の進行に先立ち、金内光信理事長が挨拶に立ち、要旨以下の通り述べた。
「世の中を振り返ると、これまでの経験ではとらえきれないスピードで進化している。また、美容業界もインターネットの普及によって、どのような場所に出店してもお客様は探して来店してくれる。それによって営業の在り方、業態も変化してきている。そういった状況の中で、美容業界を取り巻く環境は依然厳しいままであるが、頭をより柔らかくして、時代の変化に対応し、これからも業権の確保に向けて前進していかなければならないと考えている」
 また金内理事長は、今年7月に開催する「ガラ・ド・ラ・コワフュール」では、過去最多の400名が出場する見込みであること、さらに少しでも安く商材を仕入れられるために設立した美容協同事業組合が来年くらいから黒字に転換しそうであることも発表した。
 続いて、議事が進行され、第1号議案「総代補欠専任の件」、第2号議案「平成29年度事業報告承認の件」、第3号議案「平成29年度財産目録、貸借対照表、収支決算書及び剰余金処分案の承認並びに監査報告の件」、第4号議案「出資増額承認の件」、第5号議案「平成30年度事業計画議決の件」、第6号議案「平成30年度収支予算議決の件」、第7号議案「平成30年度組合費、加入金賦課額及び徴収方法決定の件」、第8号議案「平成30年度借入金議決の件」、第9号議案「振興計画の変更認定申請に関する件」と審議され、いずれも賛成多数で原案通り可決された。
 平成30年度事業計画としては、人材力の支援、雇用の促進、新メニューの提案、美容技術の向上、労働環境の整備などを進め、サロンの生産性を高める事業を展開していく旨が盛り込まれると同時に、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を2年後に控え、ますます増加傾向にある外国人観光客のサロン利用の受け入れ対策も講じていきたいとした。さらに、超高齢化社会における福祉美容の充実も不可欠で、社会動向に対応した諸施策を検討していくこと。恒常事業を中心に組織の強化・拡充への取り組みを行いながら、サロンの活性化を主眼に関係団体との連携も取りながら各種事業を実施していくことなどが発表された。