9月8日(火)滝川株式会社(滝川和秀代表取締役社長)主催「第31回TISA全国経営者大会」が東京・品川のホテルパシフィック東京を会場に参加者数310名を集めて開催された。
 TISA運営委員会代表委員の高木不二男氏(株式会社ダリア代表取締役会長)による開会宣言の後、滝川株式会社代表取締役会長の滝川晃一氏が「逆境に進化する」というテーマで基調講演を行い、「現在の厳しい経済状況の中で、逆境の中でこそ企業は進化する。美容業界がさらなる進化をしていくために構造改革をしていく必要がある。これからは、美容室にネイルやエステの導入などを提案していきたい。社員教育も徹底し、お客様との関係づくりを強化してきたい」と語った。
 続いて、東京大学名誉教授の月尾嘉男氏が、「環境問題に挑戦する企業の社会的責任」と題し、17世紀からの企業の社会的存在意義の変遷を踏まえ、企業への投資も環境やコンプライアンス、地域貢献など非財務価値に着目していく流れも出てきていると指摘。社会を富ましめる企業の社会貢献の萌芽が始まっていると解説した。
 この後の分科会では、「日本に一番大切にしたい会社」(講師:法政大学大学院政策創造研究科教授 坂本光司氏)と「40代、50代の消費動向からトレンドを探る」(講師:株式会社 集英社 エクラ編集部通販編集長 高岸睦美氏)に分かれてそれぞれのサロン経営のヒントが披露された。
 昼食後の講演では、「よい日本をつくろう!」と題して、前横浜市長の中田宏氏が講演。環境技術や農業を伸ばし、外需を取り入れていくことが、日本のビジネスモデルとなると指摘。時代認識と経営理念を明確にすることが経営者の使命だと訴えた。
 最後にTISA運営委員会 株式会社光美容科学社長の三宅竜司氏による閉会の挨拶でプログラムは終了した。