
- 書 籍

継承/結髪師
技術指導:小松希巳子
A4変型/124ページ
2002年10月発売 定価4,400円
A4変型/124ページ
2002年10月発売 定価4,400円
美容の仕事、特に〔和〕の分野は、生涯現役が可能な仕事なだけに、なかなかむずかしいのが〔継承〕です。結髪の世界で、見事にその〔匠の技〕を継承している〔師〕と〔弟子〕のご登場いただき、〔和〕に寄せる想いと挑戦の一端をご披露いただきました。
結髪の代表格〔文金高島田〕の最新の典型
何百種類もある日本髪の中で、現代の花嫁に残っているものは、圧倒的に文金高島田。実は江戸時代の花嫁には、あまり結われていなかったとか。それより武家のむすめの髪型として普及していました。色気には欠けるが、格段に気品があり、格調の高さを感じさせるからだったようです。

〔師〕から〔弟子〕への想い、〔弟子〕の〔師〕への想い
〔技〕そのものは、時代を超えて受け継がれるもの‥。でも伝統を今に生かすためには、小さな改革の繰り返しが欠かせません。どこを忠実に守りぬき、どこを若い感性でアレンジするのか。いつの時代もこのチャレンジが、伝統を永く継承する核となってきています。〔師〕と〔弟子〕の技術+志の磨きあいも拝見させていただきました。

〔個性〕+〔ナチュラル〕=現代女性の〔自由な〕花嫁姿
日本女性にとって、日本髪の和装の花嫁姿は永遠の憧れのような存在。でも、憧れながらも、つい敬遠してしまうのもまた最近の現象です。身近なものとしてとらえるには、自分自身に当てはめるには、感覚的に遠く感じられているようです。結髪の格調は守りつつ、着付け方、メークアップ、髪飾りなどを工夫することで、新しい提案も提唱されています。

CONTENTS
前書き
Session1 山田雅道 喜多村泰就
Session2 大庭啓敬 橋本昇夫
Session3 大沼勇 岡本かおり
Session4 八木正夫 八木将行
Credits 作品一覧 衣裳クレジット クレジット一覧
Session1 山田雅道 喜多村泰就
Session2 大庭啓敬 橋本昇夫
Session3 大沼勇 岡本かおり
Session4 八木正夫 八木将行
Credits 作品一覧 衣裳クレジット クレジット一覧