Fashion Hairstyling by MASA

イメージというあいまいなものを、キーワードで分類、求めるデザインを表現するための方法論に落とし込みました。さらにそれぞれのキーワードを象徴する具体的なデザインと、それらを実現するテクニック。ことばと表現が結びつくことによって、ビジュアルイメージは限りなく広がっていきます。

ヨーロッパの19世紀末から20世紀にかけて＝ベルエポック期。この時代にはやったのが大きなひさし髪。面を整えると和風なイメージに寄りウエーブをほどこすと洋風に。現代の表現に生かした作品例。

ロングヘアをクラウンで一束にまとめ、ハリガネでらせん状に巻き上げて固定。ハリガネをつまみ出した毛束で隠し、ダブルバングは赤と黒のつけ毛を、最後にアシンメトリーにカット。形の色のバランスでオリエンタルを表現。

一見、現実離れして見える大きなシルエットでも、その作り方を見ていくとサロンワークにも応用できる要素がいっぱい発見できます。位置やバランス、大きさを変えれば、いろいろな場面で活用できそう。