2017年3月7日開催
狙い通りのウエーブを出すためのメソッドがわかる
『パーマのためのカット×薬液』公開勉強会
講師:柳澤利明(CHELSEA)
第1部:ウイッグで検証
今回のセミナーはウイッグによる検証とモデル展示。まず、4つの視点からカットとパーマの関係を検証。
検証1:3種の薬液の強さを調べる
検証2:段差の効果を調べる
検証3:適切な削ぎの位置を調べる
検証4:削ぎの量による効果を調べる
4台のウイッグをそれぞれ、3つのパートに分け、強中弱の薬液、10回・30回・50回のセニングをいれたもの、グラ、セイムレイヤー、ハイレイヤーにカットしたものなど、比較しやすい構成で受講者と確認しながら進めていく。 まとめとして、段差、セニングの位置、量についてサロンワークへの落とし込みのコツを解説した。
第2部:モデル展示
第2部はモデルさんに似合うパーマをかけるためのセニングとワインディングを考察していく。初めて担当するモデルさんに対して、髪の厚みが取れるところと削がれているところを見極め毛量調節し、パーマをかけていく。曲げたいところにどのくらいのセニングを入れれば、ほしい曲線が出るかを体得することが大事と柳澤さん。毛量や毛流れも考慮に入れ、左右非対称のロッド構成。受講者からはビックリ! との声も上がった。
仕上がりはナチュラルなウエーブで受講者も感心しきり。セニングとワインディングの関係の奥深さにパーマをかけたい熱が高まるセミナーだとつぶやいていた。
 
最後は全員で写真撮影。このあとのコミュニケーションタイムでは熱心に質問する受講者でとまらないパーマトークが続いた。
 
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