2018年4月17日開催
プロ同士が互いの技術の秘密に迫る!
山下浩二×古城 隆のカットセミナー
講師/山下浩二[Double]
   古城 隆[DADA CuBiC]
4月17日(火)山下浩二×古城 隆のカットセミナーでは、100名を超える受講者が集まった。
オープニングでは、前上がり×前下がりを組み合わせたヴィダルサスーンの作品をイメージソースに、2人がオリジナルのスタイルをカットしていく。古城氏はシザーズのみで、山下氏はシザーズとレザーを使ってカットを進めていく。カット後は、お互いのスタイルを見ながら評価し合っていた。
 
第2部は、“ナンシークワン”のスタイルのカットのプロセスを事前に撮影した動画で鑑賞。
通しで見た後、気になったところを止めて、質問していく。まずは、山下さんのカット。まずは山下さん自身でレザーとシザーズの使い分けを解説。山下さんいわく、はじめに、顔や頭に合わせて丸みをつけることを優先する。レングスはそのあとに決めていくという。上から切る方が、長さの調整で後から対応できる。
古城さんは、山下さんからガイドの取り方などについて質問を受けていた。
第3部はクリエイティブステージ。古城さんは、ヘアスタイルを作ることによって、顔が前に出るような立体的なデザインを意識している。カットの最中も、もっといい方法はないかといつも考えながらやっているとコメント。
続いて山下さんのクリエイティブステージ。ショートボブをアレンジ。バングとサイドのレングスのバランスを意識したスタイルを構成。メイクでは、エアブラシを使って、陰影をつけていった。
最後に質疑応答が行われ、受講者からも、仕事への姿勢や発想の方法などの質問が出された。
山下さんからは、先行き不透明な時代には、みんなと同じことをしていても埋没するだけになってします。他の人と異なる独自性を持ってほしいとエールを送った。また、古城さんからは、自分の価値を高め、仕事の質を上げることが大事になってくると思う。と話し、セミナーを終了した。
 
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