頭のはち上と頭のはち下での世界線

前回の記事 で紹介した、Wille志賀尚之さんのインナーカラーテクニック。

動画を見ればわかるのですが、塗布はシンプル。複雑な塗り分けをしているわけではなく、ポイントは「インナーカラーは頭のはち下1センチのところから入れる」だけです。

インナーカラーって目立ち過ぎてもダメだし、見えなさ過ぎてもつまらないですよね。このスタイルの場合、ベストは「頭のはち下1センチ」なんだそうです。

美容師なら感覚的にわかっていることですが、頭のはちを境に、上と下は違います。はち上の世界線とはち下の世界線は別物。

はち上の髪は、骨格の上に一度乗ってから下に落ちていきます。はち下は乗っかる骨格がないので、そのまま落ちる。はち下の髪は、はち上に比べると動きに制約がないんですね(もちろん実際は毛流とかの影響もあるので、一概には言えないのですが…)。

このスタイル、インナーカラーをはち下1センチから入れることで、色が目立ち過ぎず、かつ揺れた時に見える効果が最大になってるわけです。志賀さんも動画のコメントで「動いたときが一番かわいい」と言ってますね。

 

ところで「頭のはち下とはち上の世界線の違い」ーーこれってインナーカラーの話だけじゃないと思いませんか?

たとえばカットで思った通りの形が作れない場合。はち上は、骨格の上で髪が積み重なっていく。はち下はそのまま下に落ちます。同じように切ったとしても結果が変わる、これを理解している人はフォルムコントロールが上手。

パーマもブローもアップも、頭のはち上と下の違いを見直してみると、「なんかうまくいかないな」が解決できるかもしれません。

 

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