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東北３県への「支援金贈呈式」/全国美容用品商業協同組合連合会

[2011-12-19]

全国美容用品商業協同組合連合会（増保憲一理事長、以下全美商連）は、12月19日（月）、東京・台東区の全美商連事務所において、岩手・宮城・福島の東北3県への「支援金贈呈式」を行った。
　増保理事長の挨拶に続き、鈴田信彦東日本大震災復興特別委員長が、9月21日〜23日の日程で実施した東北3県視察に関する報告を要旨以下のとおり行った。
「福島県では、原発事故の影響が多大で、立ち入り禁止地域以内に約160サロンがあるため、営業活動にたいへんな支障をきたしている。宮城県では、県の美容生活衛生同業組合が把握しているだけでも60サロンが津波で全壊しており、長期的な支援が必要と感じた。岩手県では、県内の津波被災サロン数は200サロンもあり、農産物や水産物への風評被害があるため、景気回復に悪影響を及ぼしている。なお、いずれの県でも全美商連からの支援物資は喜ばれたとのこと」
　報告終了後、支援金贈呈式に移り、増保理事長より、福島県理美容用品商業協同組合の瀬戸紀夫理事長に200万円、宮城県理美容用品商業協同組合の平山光信理事長と、岩手県美容用品商業協同組合の鳥居清一理事長に各100万円の支援金が贈呈された。
　なお全美商連では、平成24年度も引き続き東北被災県への支援を継続することが、増保理事長より宣言された。それに関連して増保理事長は、支援活動の一助として8月から全美商連が販売を開始したチャリティバッジ購入の協力を求めた。バッジは1個500円で、注文は取引先全美商連加盟ディーラーまで。

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