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2012 MIYOSHIYA OWNER''S COLLEGE / (株)美好屋商店

[2012-02-07]

　2月7日（火）、株式会社美好屋商店（山崎有里子代表取締役）は、東京・渋谷の東武ホテルにおいて『OWNERS' COLLEGE』を開催した。
　冒頭、山崎有里子代表取締役は、要旨以下のような挨拶並びに方針発表を行った。
「2012年は『和』と『個』のベストバランスによるパワーアップを活動テーマとしたい。『和』とはサロン、メーカー、ディーラー、ジャーナル、学校が協力し合うこと。『個』とは美好屋商店の社員一人ひとりが発信力を持って、業界に貢献すること。また、サロンのブランディング強化戦略として、１．『顧客に求められる美容師創り』をサポート、２．『地域活性化の拠り所となるサロン創り』をサポート、３．「社会性や信頼性の向上」をサポート、の3点を中心に行っていきたい。具体的には、１．については、a.『PEEK-A-BOO』を主軸とする本格志向の技術講習、b.『Mロードグランプリ美容技術選手権』の開催、c.弱酸性ウエーブ『ペーアッシュ』新メニューの提案、d.発信力強化の小集団活動『クリエイティブ・ワークショップ』の開催。２．については、a.トータルビューティサロンメニュー開発支援、b.繁盛情報収集、c.サービス向上のための小集団ネットワーク活動の実践（例）M-road　大人女子会の開催等。また３．については、a.ウエブサイトの改変、b.隠れた逸材の発掘支援、c.美容業界内外のネットワーク支援(GS研究会)を進めていきたい」
　なお、GS研究会は、今回の講演のゲスト講師として招かれた経済評論家の西村　晃氏が主宰する世代研究会のこと。GSとは、「ゴールデン・シックスティーズ」、つまり黄金の60代という意味で、これからの消費をリードしていく豊かな世代である60代を研究していく会ということ。
　その西村　晃氏は、昨年の東日本大震災を機に、消費者の意識に変化が見られ、特にそれ以前の消費傾向と比べると、電力の節約を例に、７掛けになっていると分析。また、2012年のキーワードとして、「か・き・く・け・こ」を提唱。「か」は環境、「き」は絆、「く」はクール（かっこいい）、「け」は健康、「こ」はこだわり、を意味するとのこと。そのキーワードのもと、消費の中心となるのが「GS世代」で、これからの日本の経済をけん引していく世代として、注目すべき、と説いた。

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