オンラインニュース - インターコワフュール・ローマ世界大会記者会見 / インターコワフュールジャパン

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インターコワフュール・ローマ世界大会記者会見 / インターコワフュールジャパン

[2012-06-28]

　インターコワフュールジャパン（鈴木英里子会長）は6月28日（木）、東京・新宿区の京王プラザホテルにて記者会見を行った。6月10日（日）から12日（火）の3日間、イタリア・ローマで開催された「2012年インターコワフュールローマ世界大会」の参加報告として行ったもの。
　冒頭、鈴木会長が挨拶の中で、日本からの参加者は80名強だったこと、全体では世界56の国と地域から1,000名の参加があったことを報告。また、現地の日本大使館公邸に招かれたり、ローマ法王に謁見する機会を得たことなども披露すると共に、現地でサポートを得た2社のメーカーに改めて感謝の言葉を述べた。

　続いて、佐藤律広報委員長が、6月10日のアワード・セレモニー（受章式）、11日のプレステージ・ショー、12日のガラ・ショーを中心とした大会概要とインターコワフュールジャパンの活動を記録した画像を流しレポート。
　さらに、シュバリエ委員を務める城戸良江理事が今回の各種受章者を紹介。それによれば、『シュバリエ褒章』として日本から推薦する「ナイト」を古里オサム、山口弘子、竹村紗代子、野村慎二、佐藤肇の5氏、「オフィサー」を大熊祐子、河元盛雄の2氏、「コマンダー」を横田敏一氏、「パーソナリティオブザイヤー」を小河原正光氏が受賞。また、世界本部による最高位のシュバリエ褒章「グランド・クロス」を柿本榮三氏、毎年1名に贈られる『ライフアチーブメント』を谷口光正氏がそれぞれ受賞した。さらに、横田敏一理事がアカデミー委員会の活動を紹介し、『ベスト・ワールド・アカデミー』を山野美容専門学校が受賞したことを報告した。

　続いて、6月11日のプレステージ・ショーを中心としたステージ報告に移り、鈴木会長が日本の「匠」をテーマに「JAPANESE ARTISA」として構成したステージが各国から大きな賞賛を受けたことを披露。大林博之ファッション委員長が、マサ大竹、板谷裕實を含む3氏の個性を活かした20分のステージの概要と、観客の反応について報告した。
　また、ジュニア育成を担うギョームファンデーションの坪内能莉子副会長が、「ジュニアステージ」と6日間にわたる研修について説明。今回日本からは、松木俊憲、福島梓の両氏が参加したこと、併せて同基金の会長役員人事について報告し、「若い人たちの育成を目指し、基金も増え、活動の2本柱のひとつとなってきた」と語った。
　最後に、柿本榮三世界副会長が世界本部報告として、?ピーター・オックス世界会長が再選され、任期3年留任すること　?世界本部の建物がパリ3区に移転し、9月30日に開設式とパーティーが行われること　?これに伴い10月3日と4日に同所でセミナーが開催され、日本を含む10の国と地域から出場すること　などについて説明した。

　閉会の挨拶に立ったマサ大竹副会長は「次回世界大会は2016年に上海で開催される。世界各国との連携をとる組織として寄与していけるよう、支援をお願いします」と呼びかけ、終了となった。