オンラインニュース - 平成28年度通常総会 / 日本ネイリスト協会

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平成28年度通常総会 / 日本ネイリスト協会

[2016-06-22]

NPO法人日本ネイリスト協会（滝川晃一理事長）は、6月22日（水）、東京・千代田区のザ・キャピタルホテル東急にて、第11回・平成28年度通常総会を開催した。
冒頭、挨拶した滝川理事長は、昨年の同協会創立30周年記念事業についての報告が各担当から行われる事や、潜在的なネイル人口の掘り起こしをし、市場が大きく拡大・成長していくと考える事、またアジア諸国から日本のネイル技術を学びたいと言う要望に応える技術認定についての海外進出計画についてなど述べられた。さらに、海外からの観光客が日本のネイル技術を体験し、評価される環境作りや対策に関し、豊かなネイル産業を築くために同協会として諸政策を全力で取り組んでいく抱負が語られた。
続く議案審議では、「第1号議案　平成27年度事業報告承認の件」「第2号議案　平成27年度収支決算報告及び監査報告承認の件」「第3号議案　平成28年度事業計画案承認の件」「第4号議案　平成28年度収支予算案承認の件」が上程され、いずれも全会一致で承認を得た。
平成28年度事業計画では、協会設立から30年に渡る活動の成果を基に、ネイル産業のさらなる充実と認知拡大を促進する新たなスタートと位置づけ、世界との交流がさらに盛んになるであろう2020年に向けて、「世界イチ“指先の美しい国”ニッポン！」を新たなスローガンを掲げた。
同協会では、12委員会が中心となって各分野の活動を促進し、横断的なプロジェクトを設け多角的な情報交換を行い、“教育システム”、“検定・資格制度”、“各種認定制度”、“イベント・コンペティション”、“セミナー”、“トレンド発信”、“ネイル商材の安全性の追求”、“広報PR”、“国際交流”など、ネイルに関するあらゆる分野を網羅し積極的な活動を展開していく。
今年は『ネイル白書』の5回目の発行年にあたり、ネイルサロンや消費者の動向など、より具体的な調査を充実させ、その成果を『ネイル白書2016-2017』として発行、近未来への新たな課題を見い出し、ネイル産業の目指すべき方向を策定していく。
最後に仲宗根幸子副理事長が閉会の挨拶に立ち、熊本地震の被災地に対し、ネイル産業とそれを取り巻く社会の支援活動を継続していくこと述べられ、通常総会終了後には多数の来賓を招いて懇親パーティーが催された。会場で来場者らは、改めてネイル人口の拡大とネイル産業のさらなる発展を確認し合った。