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フォード有力代理店会議 / 三口産業(株)

[2016-10-26]

三口産業株式会社(三口雅司代表取締役社長)は10月26日(水)、大阪市北区のヒルトン大阪にて「第2回FORD有力代理店会」を開催し、取引代理店40社が出席した。
挨拶に立った三口社長は日頃の謝意を述べた後、「アメリカの経済学者フィリップコトラーのマーケティング概念を戦後から見ていくと2015年以降は、個々の理想像・価値観をもっと貪欲に追及する→自己実現欲の高まりと「物」以上に「心」の豊かさ・充足感がクローズアップされる→心のケアがビジネスと消費のキーワードになり、美容室は、お客様にしっかりと向き合い、喜ばせられるサロンが支持されると考える。メーカーとして価値観を売る経営、「モノ」ではなく「コト」の価値づくり、意識づけをしながら、WIN WINの成果を目指すビジネススタイルがより大きくクローズアップされてくると考える。需要喚起や商品活性、市場の拡充など、それらを効果的に行っていくためのブランドの効用であると考える。」と美容市場や今後の価値観について語り、第62期基本政策として、(1)新規訴求・活性促進(2)市場の拡充(3)ブランドの強化(商品・会社・サロン)を挙げた。
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次に井尻静男取締役営業本部部長より一般的消費傾向と対策が話され、「今後の美容産業は個々の嗜好消費から価値消費へとサロンの経営の選択が始まると捉えられる。低迷脱却が望まれる現市場では、実践行動の重視という面より、客数の減少と客単価の改善に向けたパーソナルケアによる「コト」の提供とサービス業として安心・満足への取組みが不可欠となる。今後の弊社方針は、美容室が望む課題解決として、また弊社の市場開発方法として「システムの開発と現場への落とし込み」を戦略テーマに掲げ、サロン支援のメニューからホームケアまでの連動した開発を行っていく。」と締めくくった。
続いて、小田学商品企画課課長より次年度発売予定商品に伴う商品政策の発表、小井手尚人営業部次長より具体的な営業政策が示された。
引き続き、エコノミストの門倉貴史氏を迎えた特別講演を行い、代理店会議を終了した。
次に場所を移して、懇親会を開催し、参加者は活発に情報交換を行った。