オンラインニュース - 第16回学術集会 / 日本美容福祉学会

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第16回学術集会 / 日本美容福祉学会

[2016-11-01]

　一般社団法人日本美容福祉学会（山野正義理事長）は、11月1日（火）、東京・八王子市にある山野美容芸術短期大学において、「第16回学術集会」を開催した。今回のテーマは「地方創生と美容福祉の力」。
　午前中は、「ソーシャルビジネスとしての訪問美容の実践」をテーマに、公開シンポジウムが行われた。今回のシンポジウムでは、現在、訪問美容を展開している各法人から以下の６氏がシンポジストとして参加。（敬称略）
特定非営利活動法人全国福祉理美容師養成協会理事長・赤木勝幸、事務局長・岩岡ひとみ
株式会社ジェイアンドシー　髪や取締役・吉末栄子、ウエルビューティー事業本部マネージャー・矢田美恵
株式会社社会起業パートナーズ　訪問美容　と和／コミュニティサロンと和代表兼チーフディレクター・小池由貴子、マネージャー・中村大作
　シンポジウムは、各シンポジストが訪問美容に取り組んでいる背景や現状を語りながら、今後の展開などにも言及。訪問美容がより広く浸透し、安心・安全に行われるようになることを目指して、今後どのような課題に取り組んで行けばよいかがわかる貴重な発表だった。
　午後に入り、木川田典彌氏（医療法人勝久会理事長・元公益社団法人全国老人保健施設協会会長）による基調講演が行われた。演題は、今回の学術集会のテーマでもある「地方創生と美容福祉の力」で、地方が今後より主体的に活性化を目指していく際に、美容福祉の力がいかに重要になっていくかをわかりやすく解説した。
　休憩をはさみ、研究発表・実践報告に移り、熊谷大輔氏（八戸学院大学健康医療学部人間健康学科）による「福祉のイメージ転換と主体性の情勢におけるメカニズム−“福祉”と“美容”融合イベントを通しての検討−」をはじめ、９名による研究発表・実践報告が行われた。
　すべてのプログラム終了後は懇親会が行われ、各学会員間での活発な情報交換が行われた。