初の「ブロック別ディスカッション」も開催
第5回通常運営委員会/全日本美容講師会

全日本美容講師会(福島吉範会長)は6月13日午後12時45分から都内代々木の美容会館9階TBホールで第5回通常運営委員会を開催、第5号議案の令和4事業年度事業計画(案)及び事業計画(案)に基づく事業予定(案)の承認に関する件を含む全議案を承認可決した。3部構成で行われた今期の運営委員会では、2部の議案審議のあと初の試みとして「ブロック別グループディスカッション」が行われ、参加した各運営委員から様々な意見が出された。

第1部の会員増支部表彰では5名の入会者を獲得した福岡県及び3名獲得の千葉県、三重県、鹿児島県に対し福島会長より感謝状が贈呈された。しかし、全国的には入会者20名に対して退会者は126名と依然として減少傾向に歯止めがかかっていない。これについて会員増推進委員会の井手口宥公担当副会長は「このまま減少傾向が続けば各種催し物も出来なくなってしまう。会員の増加は47都道府県の協力が無ければ難しいので、各会支部の運営委員や各県理事長等の協力を得ながら少しずつでも増やしていきたい」と決意を語った。

続く賛助会員による推進事業説明会では、特別賛助会員の(株)ガモウ、タカラベルモント(株)、賛助会員の(株)アリミノの各担当者が、自社の経営理念や推進事業の現況及び今後の事業スケジュール等について説明、映像によるプレゼンテーションも行われた。説明会には(株)ガモウから蒲生茂会長、蒲生典子社長、タカラベルモント(株)から高宮実理美容事業部長、朝倉敏之理美容事業部東日本第二営業部長、(株)アリミノからは美崎幸夫上席顧問、中川重治広域営業部長の各氏が出席した。

第2部の運営委員会議案審議では初めに福島会長が「コロナ禍で多くのイベントが中止となり事業計画はことごとく狂ってしまったが、この所あちこちでパーティーや懇親会に前向きな動きが見られるようになった。8月30日に北海道でTMモード発表会を開催するが、その後懇親会も予定している。12年前に北海道で行った時は真冬の2月だったこともあって参加者が少なかった。今回は夏の北海道なので快適な発表会になろう。地元も準備に全力を挙げて頑張っているがコロナの影響でまだまだ厳しいのが現状。皆さんで応援して欲しい」と多くの参加を訴えた。続いて全美連の吉井眞人理事長が来賓を代表して祝辞を述べた。吉井理事長はTMモード発表会に関連して「講師会創立60周年でもあるので、当日の記念式典が新たな講師会に向けた飛躍の先駆けになることを期待しています」と祝意を示した。

議長に金内光信、原恒子常任運営委員(共に全美連副理事長)を選任して議案審議に入り、2号議案の令和3事業年度事業報告承認に関する件では福島会長が要点のみ報告した後、ヘア、TM流行色、洋装ブライダルの各事業について鳥海利江子副会長、また着付事業については岩見悠紀子副会長(代理)がそれぞれ詳細を報告した。この中で福島会長は会員の減少問題に触れ「ベースとなる組合員の減少とコロナ禍が重なり全国的に入会勧誘が困難だったことも事実」と分析した。このほか、昨年の通常運営委員会で取り上げられたデジタル活用による会の運営問題については「コロナ禍や昨今の社会情勢に対応するためデジタル導入検討委員会を立ち上げ試行錯誤を重ねているが、まずは執行部がデジタルツールに慣れることが重要」と課題も指摘した。

3号議案の令和3事業年度決算書等の報告に関する件では「通常運営委員会出席のために支給される交通費がやむを得ず移動手段を変更する場合などに不足する場合がある」と善処を求める意見が出され、福島会長は「確かに検討する必要がある」と答えた。

全議案審議終了後は第3部として「ブロック別グループディスカッション」が開かれ、北海道・東北、東京・関東、東海・北信越、大阪・近畿、中国・四国、九州・沖縄の6ブロックに分かれた運営委員は「コロナ禍における会支部活動の実態と加入促進等の具体的な取り組みや課題について」をテーマに約30分間活発な意見交換を行った。東京・関東ブロックのディスカッションでは参加者から「新会員を増やそうと一本釣りを試みたがやはりコロナ禍で思うような活動が出来ず辛かった」「ラインの講習会を開催したところ、対面と違うせいか若い人たちから普段聞けないような貴重な質問や意見が寄せられた」等の意見が出されていた。このディスカッションは今後も継続していく予定で「ここで集められた貴重な意見や提案は今後の会の活動に反映させていきたい(藤原國明事務総長)」とのこと。

なお、この日副会長の岩見悠紀子氏より同会に対し百万円が寄付された。岩見氏は「講師会は技術だけでなく社会人としての自分を磨くチャンスに溢れている。頑張っている若い人たちが報われる業界になることを祈っています」と述べた。

挨拶する福島吉範会長

来賓を代表して祝辞を述べる吉井眞人全美連理事長

会員の減少に危機感を表わす会員増推進委員会の井手口宥公担当副会長

賛助会員の3社が推進事業について説明した

岩見悠紀子副会長(左)から福島会長に寄付金が手渡された

初のグループディスカッションはブロック別に分かれて行われた