10月15日(月)、長野県松本市のキッセイ文化ホールにおいて、「HAIR SUMMIT」が開催された。これは、長野県美容用品商業組合が長野県の美容業界の発展を目的に開催しているもので、県内最高峰の美容技術コンテストとなっている。5回目を迎える今回は、昨年を上回る美容師、美容学校生が参加し、日頃の練習の成果を競い合った。
部門は、モデルカットのCUT ARTIST部門、ウイッグカットのCUT STYLIST部門の他、ワインディングは美容師、美容学校生対象のWINDING SENIOR部門、美容学校生対象のWINDING JUNIOR部門の2部門、計4部門で構成されている。
CUT ARTIST部門のテーマは「テクスチャー」。カラーやパーマ、スタイリング剤の使いこなしなどで思い思いのテクスチャーを表現しつつ、モデルに似合わせながら、トレンドを盛り込んだヘアスタイルをつくり上げていた。
CUT STYLIST部門のテーマは「ジャポニズム」。難解なテーマなうえ、30分で5センチ以上カットするという厳しい規定の中、しっかりと切りこんでフォルムをつくる選手が多く、独自の解釈で表現される「ジャポニズム」ヘアは、見応えたっぷりだった。
主な入賞者は以下の通り。
■CUT ARTIST部門 ゴールドアワード/小椋 明(R.A.F. by Mag)
シルバーアワード/嶋倉 唯(美容室オレンジペコ)
ブロンズアワード/南島慎里(kami omoi)
SHINBIYO賞/高橋健一(SALON’D chocolate)
■CUT STYLIST部門 ゴールドアワード/菅沼 愛(Hair make Current)
シルバーアワード/森田 綾(ヘアーフレーシャ)
ブロンズアワード/伊藤未央(シェイプ)
SHINBIYO賞/木藤恵美里(Bald)
■WINDING SENIOR部門 ゴールドアワード/水野珠美(松本理容美容専門学校) シルバーアワード/村山結香菜(松本理容美容専門学校) ブロンズアワード/石野賢志郎(松本理容美容専門学校)
■WINDING JUNIOR部門 優秀賞/牧野まどか(長野理容美容専門学校)、加藤那菜(長野理容美容専門学校)