従来の技法や用具にとらわれずチャレンジを!
LILY BEAUTY FESTIVAL 2018 / リリー

株式会社リリー(西門利浩代表取締役会長、田中博司取締役社長)は、10月22日(月)、大分県別府市のビーコンプラザ(コンベンションホール)にて、「LILY BEAUTY FESTIVAL 2018」を開催した。このイベントでは、特設ステージでのコンテストやヘアライブなどが3部にわたって行われるほか、協賛メーカー各社がブースを出店する展示・特売会なども開かれている。今年の総動員数は700名にのぼった。

開会に先立ち、登壇した田中博司取締役社長はサロンの初任給平均が増額していることに触れ、「これも現場の美容師の皆様の努力があってこそのもの。そんな皆様をこれからも精一杯サポートしたい」と述べ開会の言葉とした。

まず第1部に行われたのは、「ヘアデザインコンペティション」。事前に行われたウイッグでのフォトコンテストにて、92名の中から勝ち抜いた30名の選手が出場できるモデルカットコンテストだ。予選を勝ち進み出場権を獲得した選手たちは、従来の技法や用具にとらわれずに斬新でこれからの美容の指向を表現する“ベストマッチング”をテーマに、互いの技術とデザインを競い合った。審査は、『ALIVE harajuku』の大石啓慈氏のほか、メーカー・ジャーナル各社が努めた。

続く第2部は、「ナミナミ」の愛称で知られるG.I.C Japan梶原菜美氏のセットステージ。梶原氏はギャル雑誌で「スジ盛り」を全国に広め、ヘアショーやセットスクールでも活躍している。

技術解説を交えながら、エレガンスとキュートという異なるテイストの2つのセットスタイルを披露した。華やかで立体的なスジのあるセットスタイルを前に、写真に収める来場者の姿が多くみられた。

最後となる第3部では、審査員も努めたALIVE大石啓慈氏によるカットライブステージと講演が行われた。

大石氏が得意とするハイトーンカラーを施したモデル2名へのカットを披露したほか、自身が打ち出しているバレイヤージュのテクニック解説、インスタグラムの活用法など、どのように個性を発揮していくかのコツが語られた。また、強みをつくるうえでは、新たな事に挑戦することが必要不可欠と訴え、来場者は大石氏の言葉を熱心に聞き入っていた。

★美容大賞を受賞した作品★

★準美容大賞を受賞した作品★