顧客の心を掴む 3つのポイント
埼玉県・川越市のサロン『TOKUSA DESIGN』では、スタイル再現性を高める”アフターフォローのDM”を送り続けています。その目的は、お客様の記憶に残るサロンを目指すため。
今回は、同サロン・吉見廣一代表が実践しているDMの3つのこだわりをご紹介します。
1.オープン時から休むことなく送り続けている
『TOKUSA DESIGN』はオープンして4年。DMは来店客全員ではなく、上位6割程度の顧客へ一貫して送り続けています。
『そのタイミングはお客様によってまちまちで、「アフターカウンセリングで説明したことが伝わっていないな」と感じたお客様には1、2日後に送付。
そろそろスタイリングしづらくなる頃だと思ったお客様には1カ月後に送るなど、「また行きたい」と思って貰うためにお客様ひとりひとりに合わせたDMを書くよう工夫しています。
また、宣伝や来店促進の印象を持たれてしまうのは、もっとも避けるべきこと。次のトピックで実際のDMをご覧下さい。
2.自宅での再現性を高めるためのアドバイス
DMの主な内容はスタイリングのアフターフォロー。
自宅での再現性を高めるために、ちょっとしたイラストを描いて、スタイリングのポイントを分かりやすく説明しています。
前回来店時に話したことのフォローや、頂き物へのお礼、季節に応じた挨拶など、お客様の顔を思い浮かべながら書くことが大切。と吉見代表は語ります。
3.自分でデザインしたハガキに手書きで書く
手にとって貰いやすくするために、ハガキの裏面にはオリジナルのデザインを施しています。
このDMでは、「トリートメント」を剣道の技の「面(メン)」にかけて、ちょっとしたユーモアを持たせたものにするなど、読んで貰える工夫を凝らしています。文字もスタイリングを説明するイラストも必ず手書きして、温かみを感じて貰えるようにしています。
スタイリングの説明だけでなく、ハガキのデザインまで手掛ける『TOKUSA DESIGN』・吉見代表。3つのこだわりが特別感を演出しています。