フジシン(遠藤一徳社長)は、9月17日(火)、東京・新宿区にある京王プラザホテル東京 エミネンスホールで、「オータム マネジメントセミナー 2019」を開催した。
冒頭、挨拶に立った遠藤社長は、同社の2019年度のウイナーズフォーラムからの資料を引用し、サロンを取り巻く環境について解説。人材難や、スタッフ定着率の低下、多様化する働き方など、合計6つの課題を掲げ、その解決策として、人時生産性アップや早期人材育成の必要性、顧客の納得のいく値上げ策を提案した。
挨拶の後は、レクチャーに移行。今年は、美容業界から3人のスピーカーが登壇し、「人時生産性」をテーマにセミナーを行った。
レクチャー1では、株式会社Londの代表取締役である斉藤信太朗氏と吉田牧人氏が「圧倒的な従業員ファーストを実践するための“人材教育”を通じた人時生産性への取り組みについて」解説した。
続くレクチャー2では、株式会社アンドエーの代表取締役であるである山内 淳氏が、「美容業界におけるダイバーシティーとマルチタスクでトータルビューティを通じて人時生産性に取り組む」と題したテーマでスピーチ。
レクチャー3では、アルティスト株式会社の代表取締役社長・中西順彌氏が、「美容業界の人時生産性と働き方改革」と題した講演を行った。
今回のレクチャーは幅広い世代の経営者が登場し、自社の取り組みを紹介したのが特筆すべきところ。各世代独自の考え方や、世代を通じて共通してくる美容への在り方を通して、三社三様の人時生産性アップの秘策について多くの観客が耳を傾けた。