学生、OBが同じ土俵で技を競う
セントラル・ヘアメイクコンテスト2019 / 中央理美容専門学校

中央理美容専門学校(河合靖臣校長)同窓会(渡部道夫会長)主催の「セントラル・ヘアメイクコンテスト2019」が11月25日、都内新宿区の同校講堂で開催された。コンテストには同校の学生やOB約170名が出場し、新設のレイヤーカット(学生種目)を含む全9種目で技を競った。
同コンテストは同窓会創設(昭和53年)10周年記念事業として昭和62年に第1回が開催され、今年で33回目。学生のみの種目と学生、OBが同じ土俵で競う種目がある。今大会では国家試験課題のレイヤーカットが学生種目に新設された。ブロースのような高いカット技術が求められる種目は学生にとってハードルが高いが、感性がモノをいうフリースタイル部門では学生の入賞チャンスもあり、メンズ・レディスフリースタイル部門はOBに混じって健闘した理容科1年生が優勝した。

今大会で新設されたレイヤーカット(学生種目)の競技

競技終了後2会場で行われた「アドバイスタイム」では、駒崎智審査委員長をはじめ10名の審査委員が選手1人ひとりに作品の課題や修正点などを助言した。
表彰式は午後2時半から行われ、初めに先の第71回全国理容競技大会(静岡開催)第2部門レディスカット・パーマスタイル「Trish」で優勝し、本コンテスト審査委員も務めた同校OB(53期)の鶴見健太郎氏に渡部同窓会長から花束が贈呈された。鶴見氏は「コンテストは『やらされている』ではなく『自分のためになる』と思って取り組むことが大切」と学生を励ました。
主催者を代表して挨拶した渡部会長は「コンテストがすべてではないが、競うことで技術面の向上や人間的な成長につながるのは事実。コンテストを通じて素晴らしい技術者、業界人、社会人になるべく精進して欲しい。優勝者は奢らず次の高みを目指し、結果が出なかった人もめげることなく努力を積み重ねて下さい」と出場者の労をねぎらった。
いっぽう、駒崎審査委員長は「“黒子”的存在の理容師・美容師にとっては、お客様のためにもっと素晴らしいデザインをつくりたいという思いが大切。もがいてもがいて掴み取った成果は必ず自分のためになっている」と努力の大切さを訴えた。

挨拶する駒崎智審査委員長

競技結果
(バーバースタイル部門)
▼1位=小川和也(HAIR BEAT)
(メンズ・レディスフリースタイル部門)
▼1位=岡紅葉(理1年)
(クラシカルバック・ドライヤー仕上げ部門)
▼1位=羽木隆徒(HAIR RESORT CLIPS)▼2位=古部滉己(同)▼3位=木村斗至也(同)▼4位=鈴木翔弥(アドバンストヘア ナカタニ)▼5位=新井慎二郎(コワフール シャンテ)▼6位=髙橋翔大(HAIR RESORT CLIPS)

クラシカルバック・ドライヤー仕上げ部門の上位入賞者(左から1人目が渡部道夫会長、左から2人目が1位)

(ミディアムカット・ドライヤー仕上げ部門)
▼1位=鹿真輝(理2年)▼2位=浅見天翔(ダブルディグリーコース美1年)▼3位=市村一真(理2年)▼4位=伊藤瑛佑(同)▼5位=金子正樹(同)▼6位=坂本圭太(同)

ミディアムカット・ドライヤー仕上げ部門の上位入賞者 (左から2人目が1位)

(ブロースカット部門)
▼1位=清水秀幸(ヘアーサロン シミズ)▼2位=辻めぐみ(同)▼3位=後藤千晴(同)
(学生ワインディング部門・理容科1年)
▼1位=林聖也▼2位=森彩香▼3位=大貫真実也
(同・美容科1年)
▼1位=小山日南▼2位=齋藤花帆▼3位=柿沼沙希
(学生オールウェーブ部門)
▼1位=片井征希(美2年)▼2位=千葉美乃里(ダブルディグリーコース美容科)▼3位=白石喜美花(美2年)

(学生レイヤーカット部門・美容科)
▼1位=宮田怜治(美2年)▼2位=金子怜(ダブルディグリーコース美容科)▼3位=軍司爽多(美2年)

レイヤーカット部門の入賞者 (右から2人目が1位)

(記者:小牧洋)