古谷理事長 会員に一致団結を訴える
忘年会 / 東京理美容品工業会

東京理美容品工業会(古谷龍太郎理事長)は12月6日午後6時から、都内・台東区の「満留賀」で定例会(忘年会)を開催した。宴に先立って挨拶した古谷理事長はまず、9月に開催された全日本理美容品工業連合会の総会を振り返り「寺西前会長から無事にバトンを引き継ぐことが出来た」と出席者に謝意を表した。
続いて「改元」など国内におけるこの1年の様々なトピックに触れながら「昨年に引き続き自然災害、特に台風による被害が多かった。消費税増税の影響については、2か月ほど経過した現在弊社の売り上げは微減にとどまっているものの、年明けからボディブローのようにじわじわと効いてくるかも知れない。消費税というのは上がった直後よりも少し時間が経ってからのほうが効いてくるので、ちょっと嫌な予感がしている」と警戒した。いっぽう、海外の話題についても古谷理事長は「最大の注目はやはりアメリカの大統領選だが、個人的にはトランプ氏が再選されるのではと思っている。先の見えない米中の貿易摩擦問題や香港の動きも目を離せない」などと言及し「日々目まぐるしく変化する世界の動きをニュース等で見ていると、来年も本当にいろんなことが起きるのではと心配になる」と述べた。

古谷龍太郎理事長

そして、来年の東京オリンピック、パラリンピックに関しては「物流や交通など生活面への影響が心配」と危惧しつつ「気をもんでばかりいても仕方がないので、我々はモノづくりを通じて会社を経営し業界発展のために努力していくしかない。そのためにも会員の一致団結が必要」と訴えた。
井上研司理事(東光舎)の乾杯の発声で酒宴に移り、参加者は情報交換をしながら親睦を深めた。

井上研司理事

鋏の製造・販売を行っているという参加者は、技術者の道具に対する姿勢が変わってきたことを指摘、「昔の技術者は鋏だけでなく全ての道具を自分の分身のように大切に扱いこまめなメンテナンスを怠らなかったが、今は髪の毛が逃げてしまうような切れない鋏を砥ぐこともせず平気で使っている。職人気質は今の時代にそぐわないかも知れないが、技術者の質の低下が心配だ」と嘆いていた。

(記者:小牧洋)

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