トリートメントだけでは物足りないお客様への新アイテム “ 毛髪保水”に着目した新感覚のウォータートリートメント

トリートメントの前に使う  サラサラ感・ツヤ感が出せる1品

デラクシオ エトネ DELAXIOR ETONNE Water Treatment  200mL/2,750円(税込)/(500mL業務用レフィル有)

コロナ以降、長くなった在宅時間を利用してヘア&ビューティーに力を入れる、いわゆる“おうち美容”への意識の高まりが顕著となった。
また若い女性を中心に、韓国を始めとしたアジアのヘア&ビューティー商品に注目が集まり、様々なトレンドが生まれた。
今回紹介する株式会社 千代田化学から発売されたウォータートリートメント『デラクシオ エトネ』は、そんな感度の高い女性たちの動向のリサーチをきっかけに生まれた商品だ。
商品開発の背景や製品特徴について、営業部 課長の金丸 貴さんにお話を聞いた。
「弊社でもシャンプー&トリートメントは、『DELAXIOR(デラクシオ)』というブランド名で様々な用途や髪のコンディションに合わせた商品を発売しています。それらに加えるものとして、これまでにないアプローチの可能性を探していた時に、ウォータートリートメントの存在を知りました」
ウォータートリートメントは、シャンプー後、トリートメント前に使用するもので、その名の通り、液状で濡れた髪に馴染みやすい性質を持っている。
「ウォータートリートメントは、スキンケアで例えるところの化粧水に当たるもので、化粧水で保水した肌は乳液だけ(保湿)より、内側から沸き起こるようなみずみずしさを実感できます。髪においても同様のことが言えるのではと考えて、このカテゴリーの研究を始めました。そして今回発売した『デラクシオ エトネ』では、エタノールの量を極限まで減らし、グリセリンをベースにして、髪への浸透力としっとり感を実現しました」
商品名の「エトネ」はフランス語で驚きを意味する。これまでのクリームタイプのトリートメントだけでは出せない、ウォータートリートメントならではの新感覚を表現したと金丸さんは話す。
「『デラクシオ エトネ』では今回、自社オリジナルの『ヒートプロテクトモイスチャー処方』を採用しました。ドライヤーの熱を味方につける補修成分(γ-ドコサラクトン)の力で毛髪内部のダメージホールとキューティクルをケアし、同時に3つの特徴成分によって潤いを高めています」
今回、3つの特徴成分として採用されたのが、天然植物由来の「スイゼンジノリ多糖体」「シロキクラゲ多糖体」、さらに豊富な栄養素を含む「ローヤルゼリー」の3つ。特にスイゼンジノリ多糖体は、ヒアルロン酸の約5倍の保水力を持つと言われている。
使用方法は、シャンプー後に毛先のダメージ部分から髪全体に馴染ませて10秒程揉み込んだ後、洗い流さずにトリートメントを重ねる。作業としてはほんの1分程度だが、トリートメントだけの時よりサラサラ感やツヤ感が高まるという。
現在、カラーやパーマ後のケアメニュー誘導のきっかけとして、500円~1,000円程のクイックケアメニューなどで採用するサロンが多いそうだ。
またサラサラ感やツヤ感が実感しやすいため、ホームケア品として購入していくお客様も多数おり、導入してまもなく100本以上販売したサロンの実例もあるという。
「感度の高い女性たちの間で話題になったウォータートリートメントですが、トリートメントだけでは出せない手触りの良さがサロンからも支持されており、ウォータートリートメント→トリートメントというアプローチが、今後のスタンダードになっていくかもしれません」

取材協力:株式会社 千代田化学