本当に髪の健康を保ちきれいにするなら、 これから生えてくる髪をつくる部分に働きかける必要がある

木田 雅夫
株式会社HSC 代表取締役社長

教えてください!
あの頭皮用美容液が生まれた理由

いま注目の、あの製品が生まれた背景を、発売メーカーのトップに直撃インタビュー! 製品に込めた思い、企業として大切にしていることなど、根掘り葉掘りお聞きします。 今月は2018年の発売以来、売り上げを伸ばす頭皮用美容液『強髪』について、株式会社HSCの木田社長に伺いました!

 


いつまでもおしゃれを楽しむために 髪の不安を取り除きたいという思い


——名刺にも書かれている御社の企業コンセプト「いつまでもKiREi(きれい)でいてほしい」には、どんなメッセージが込められているのでしょうか。

木田 40代、50代になってくると、多くの人が髪が細くなってきた、抜け毛が増えてきたといった悩みが出てきて、このまま薄くなってしまうのではないかという不安を感じるようになります。そして、ある日突然、「カラーを止めたい」と言っておしゃれすることを諦めてしまうんです。こうした不安や悩みを取り除き、いつまでもきれいな髪を保てるようにしたい。いくつになってもおしゃれを楽しんで欲しいという気持ちが根本にあります。

—— 『強髪』はその思いを体現している商品ですね。

木田 そうですね。トリートメントと言うと、傷んだ部分に働きかける商品がほとんどで、これは病気を治す時と同じく対症療法でしかないので、女性たちのエイジングに伴う髪の悩みを根本的に解決したことにはなりません。本当に髪の毛の健康を保ちきれいにするなら、これから生えてくる髪をつくる部分に働きかける必要があると考えたんです。『強髪』は、毛髪の形成に関わる毛根や頭皮に直接作用し、頭皮を健康な状態に改善する頭皮用美容液として開発した商品になります

 


お客様の悩みを解決する効果と提案のしやすさ、高い生産性を実現


—— 成分であるヒト幹細胞培養液とアーユルヴェーダハーブに注目するようになった経緯を教えてください。

木田 7年程前に、当社のグループ会社が幹細胞培養液をつくり始めたのを機に、それを活かして商品化できないかと開発をスタートしたんです。また、ヒト幹細胞培養液を使った商品が発売されつつある中で、他にはない強みや独自性も模索していきました。そんな時、医薬品の展示会で、ある大学の先生にお会いし、アーユルヴェーダハーブの一種には幹細胞培養液の力を引き出す効果があるという研究結果をお聞きしたんです。それがきっかけとなり、2つを融合させることで、より効率的に頭皮の健康を保つことができるのではないかという発想が生まれました。さらに開発を進め、2018年に『強髪』を発売しました

—— 発売から3年で導入店舗が3,000店を超える急成長の裏側には、独特のセールス方法があるそうですね。

木田 サロンさんには、『強髪』は売らないで欲しいとお伝えしているんです。美容師さんは物販とかプラスアルファの提案が苦手な方が多いですよね。押し売りっぽくなるんじゃないかと思ってしまうんです。そこで、売らなくてすむように、お客様から「やって欲しい」と言われる環境を整えることから始めました。それが専用ポップです。売るのではなく、お客様がポップを手に取った時に、「気になりますか」と声をかけるだけ。イエスだったら商品の話が続くし、ノーだったら引き下がればいい。そうした提案のノウハウまでをセットにしたんです。

—— 7分の施術で3,500円という価格設定も、提案のしやすさやお手頃感を意識されたのでしょうか。

木田 提案しやすいという面もありますが、生産性も重視しています。多くのサロンの施術メニューを見ていくと、例えばカット30分3,000円とか、ヘッドスパ2時間で12,000円とか、その多くが1分100円換算なんです。これでは、なかなか利益は上がりませんよね。一方、『強髪』は7分でできて3,500円から提案できるので、1分500円。通常の5倍です。競争が激しくなっている今、こうした生産性の高いメニューを取り入れることで、売り上げを伸ばしていただきたいと考えています。


 

お客様の未来を守りサロンと共に美容の未来をつくる


 

—— お客様の悩みを解決して髪を守りながら、同時にサロンにとっての提案のしやすさ、生産性の高さも叶える商品なのですね。

木田 その通りです。『強髪』がそういう商品だという自信を持っているからこそ、私たちはサロンさんに、「自分たちのお客様の未来は自分たちで守る、という気持ちでお勧めして欲しい」とお話しています。お客様たちがいくつになっても健康な髪を保ち、おしゃれを続けていける未来を守るということは、イコール、サロンの未来を守ることでもあります。私たちはこれからも、『強髪』だけでなく様々な商品やサービスを通して、サロンさんと共に美容の豊かな未来をつくっていきたいと思っています。

 

>>> インタビューを終えて
木田社長の考える「美」とは、外見だけではなく、髪や身体の中はもちろん、心も健やかであることを指しているのだと感じます。そしてその先にあるお客様の幸せな未来を、サロンと共に守ろうという信念が伝わってくる取材でした。

>>> PROFILE
木田雅夫/ Masao Kida
大阪府大阪市の株式会社『HSC』代表取締役社長。1958年、大阪府出身。株式会社アシックスを経て、2013年、大和谷朱美会長のもと化粧品製造・販売・企画の株式会社『cosbi』を設立。ヒト幹細胞培養液シリーズが人気となる。2023年2月に社名を株式会社『HSC』に変更。

最先端の細胞テクノロジーを使った次世代の頭皮用美容液
『強髪』

『強髪』は、ヒト幹細胞培養液とアーユルヴェーダハーブを用いた毛根の活性化、頭皮のターンオーバーの正常化を促進するプログラム。薄毛、細毛、ボリュームがなくなったなどの悩みや、カラー・パーマ時の頭皮のダメージ対策に有効な頭皮専用美容液です。美容液塗布→ポレーションで浸透というシンプル工程で、短時間の低価格メニューを実現しています(「HSC15」使用メニュー例:3,850円/約7分)。お客様に提案しやすく、サロンで導入しやすいメニューです

取材協力:株式会社HSC
*月刊『SHINBIYO』2023年3月号 連載「トップに聞く!」より転載