近年、SNSなどを中心に話題となっていて、幅広い世代の注目を集めている「パーソナルカラー」。メイクやファッションだけに使えるアプローチだと考えていませんか?
実は今、パーソナルカラーのアプローチをヘアカラーに取り入れて、お客様の「似合う」の可能性と幅を広げることや、他店や他スタイリストとの差別化に成功しているサロン(や美容師)が増えているんです。
例えば言わずと知れた『kakimoto arms』(https://kakimoto-arms.com/)さんは、ヘアカラーリストがパーソナルカラーとお客様のご要望を掛け合わせて、より素敵に似合うデザインを提案するのに役立てています。特に技術的な強みであるハイライトを活かし、なりたいイメージとパーソナルカラーを、ハイライトデザインと色味に振り分けて組み合わせるというアプローチが、お客様から好評です。

4シーズンそれぞれの女性像。パーソナルカラーによって似合う色みとカラーデザインは変わってくる

『kakimoto arms』では「なりたいイメージ」と「パーソナルカラー」を「ハイライトデザイン」と「色み」にふりわけて組み合わせることで、多様な提案を可能にしている
またフリーランスサロン『NEHAN』に所属する町田雄一さん(@macchiy_hair)もパーソナルカラーリストとしてお客様のニーズを集め、ノンブリーチでの幅広い色み表現を得意としています。「くすむ」「顔色が悪く見えやすい」など、人によっては似合わせにくいトレンドの寒色系カラーを、パーソナルカラーの知識をベースにデザイン的にフィットさせる点が支持されています。

町田雄一さんは、人によっては不得意な寒色系カラーも、シーズンごとの似合わせのツボを押さえてお客様の希望を叶えている
それ以外にも、2012年の創業以来、新規客のカウンセリングにパーソナルカラー診断を導入し、集客に役立てている、福岡県福岡市の『FAVOR』(https://favor-hair.co.jp/)や、メイクも含めたトータルアドバイスでお客様の垢抜けをサポートする「パーフェクト垢抜けプロデュースコース」などのメニューが人気の、フリーランス美容師 SHONOさん(@shocolor19)、さらにアシスタント時代からパーソナルカラーを学び、診断つきのカラーメニューでサロンで新規指名No1となった『Of HAIR』銀座店の齋藤大智さん(@taichi_saitou.of)など、パーソナルカラーを取り入れて、お客様の似合うを広げているサロンや美容師も増えました。

福岡県福岡市の『FAVOR』では新規客のカウンセリングに無料でパーソナルカラー診断を行っており、新規客集客につなげている

フリーランス美容師 SHONOさんはパーソナルカラーとヘアカラーやメイクを組み合わせた総合的なプロデュースでSNSで話題に

『Of HAIR』銀座店の齋藤大智さんはアシスタント時代からパーソナルカラー診断を取り入れ、サロンの新規指名No1に
こうしたパーソナルカラーをヘアカラー提案に活かす実例が、SHINBIYO11月号の別冊として、1冊にまとまっています。お客様への提案に自信をつけ、似合うヘアカラーの幅を広げるためにぜひご活用ください!
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