根元から立ち上げをサポートする“ボリュームケア”と 弾力を与える“バウンスケア”で美しいシルエットをつくるヘアケアシリーズ

【コタエイジング バウンスアップ】
COTA AGiNG BOUNCE UP

「ボリュームがないとヘアスタイルが決まらない」という悩みの本質を探り、開発がスタート

かつては、日本人の髪は硬くて太いのが特徴と言われていたが、食生活や環境の変化に伴い、「軟毛・細毛」「髪のボリューム」に悩む人が世代を問わず増えているという。
コタ株式会社では、このような悩みに応えるため、髪のシルエットに着目したヘアケアシリーズ『コタエイジング バウンスアップ』として、シャンプー、トリートメント、ミストを発売。このシリーズは、根元から立ち上げをサポートする“ボリュームケア”と、髪に弾力を与える“バウンスケア”を組み合わせた“シルエットケア”という発想が特徴で、コタ株式会社 研究部 研究課 製品評価係 齋藤麻美さんに製品開発の背景についてお聞きした。

「軟毛の方の『髪にボリュームが出ない』や『分け目が目立つ』などのお悩みを解決できる製品を開発するに当たり、ただ髪に硬いハリコシを与え仕上がりの軽さを追求するだけでは、お客様が本当に求める製品とは違うのではないかという思いがありました。改めて、なぜ“ボリュームケア”したいのかという背景を考え直し、『ボリュームがないと、ヘアスタイルが決まらない』ことが本当のお悩みだと気づいたんです。そこで、“バウンスケア”と“ボリュームケア”によって、ヘアスタイルのシルエットをきれいにする“シルエットケア”という新しい考え方に辿り着きました」

まず、2つのケアのメカニズムに注目したい。“バウンスケア”は髪に強さとしなやかさを与えることで実現するため、髪を補強する3つのケラチンとして、シャンプーには「アニオン化ケラチンアミノ酸※1」、トリートメントには「カチオン化ケラチンPPT※2」という髪の内部に入りやすい低分子ケラチンを採用。シャンプーがマイナス、トリートメントがプラスのイオンを持ち、内部で2つのケラチンが結合・補修して髪内部に留まりやすくなっている。ミストには「高分子ケラチンPPT※3」を採用。キューティクルに吸着し補修することで、髪内部の補修成分の流出を防ぎ、弾力のある髪へ導く。また、「CMCリペアアミノ酸※4」は3アイテムに配合され、CMC内を補修して髪の弾力に関わるしなやかさを与える。もう一つの“ボリュームケア”は、「アーチチョーク葉エキス」が頭皮をやわらげ、「ジグルコシル没食子酸」がキューティクルに吸着しコーティングすることで、根元の立ち上げをサポートするという。

一方で、ボリュームアップ系の製品は弾力を与えることが目的だが弾力を与え過ぎると、シャンプー、トリートメントのすすぎの際に“きしみ”となって出てくる可能性もあるので、それを防ぐために質感や使用感にもこだわっている。また、ミストの質感の開発においても、研究部 研究課 開発一係 合田富美子さんのお話から相当の苦労が伺える。

「アウトバストリートメントはしっとりまとまりのある質感が好まれる傾向にあるのですが、このシリーズでは、ふんわりと軽い質感を出すことが目的なので、一般的なアウトバストリートメントとは相反する性能を持たせる必要がありました。重くならないように限られた補修成分しか使えない制約の中で、何種類もの成分と組み合わせを試しました」

こさらにこのミストは、ドライヤーやアイロンの熱ダメージから髪を保護してくれるので、シャンプー後はもちろん毎朝のスタイリング時の使用にもおすすめだという。処方だけでなくお客様の使いやすさまで考慮して開発されたヘアケアシリーズ『コタエイジング バウンスアップ』。

軟毛・細毛、ボリュームで悩んでいる人はもちろん、スタイリングが決まりにくいなど、ヘアスタイルのシルエットに悩む幅広いお客様の助けとなるに違いない。


『コタエイジング バウンスアップ』による“シルエットケア”の考え方とメカニズム

“ボリュームケア”と“バウンスケア”による“シルエットケア”で、美しいヘアスタイルへと導く

美しいシルエットをつくるには、根元の“ボリュームケア”と、根元から毛先までの“バウンスケア”が必要


美しいシルエットを実現するヘアケアライン



※1 ケラチンアミノ酸 
※2 ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛) 
※3 ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛) 
※4 トシルバリンNa