メンズパーマは「剃り込み」を征すべし! 『RESSUAL』貴龍さんが教えてくれたスライスの取り方とは?

PICK UP
3月号で貴龍さんにご提案いただいたツイスパスタイル

パーマをかけてみたいというメンズ客が増えています。

“初パーマ”のお客様を不安にさせないカウンセリングや技術については、SHINBIYO3月号「“デビューヘア”成功大作戦」をご覧いただきたいのですが、ここでは、誌面では掲載しきれなかった、メンズパーマで注意すべき最重要ポイントについて紹介していきます。

教えてくださったのは、メンズパーマで大人気の『RESSUAL』貴龍さん。

『RESSUAL』貴龍さん

 

その注意すべきポイントというのは「剃り込み」

ここのスライスの取り方を失敗すると、剃り込み部分がパックリと割れてしまったり、おかしな隙間ができてしまって、髪が薄く見えたり老けて見えたりしてしまうそうなのです!

3月号で貴龍さんにご提案いただいたツイスパスタイル

 

さっそく、下の2つの図を見てみましょう。

これは、3月号で紹介している右のスタイルのフロントのスライス図です。一見同じようですが、違いが分かりますか?

 

 

 

 

貴龍さんが推奨するスライスの取り方はABどちらでしょう?

正解は、B

Bは、生え際が深い「剃り込み」を囲むようにスライスを取っているので、パーマをかけた時に、剃り込み部分に毛束が被さってきて地肌が見えにくくなります。

 

一方、Aは、ちょうど生え際が深くなっている「剃り込み」部分でスライスを取っているため、パーマをかけた時に、毛束と毛束の隙間ができて地肌が見えやすくなってしまうそうです。

 

ツイスパスタイルのサイドアングル

B のスライスの取り方でパーマをかけているので、横から見ても剃り込みはまったく気になりませんね。

こうした細かい気配りと正確な技術があるからこそ、貴龍さんはメンズのお客様から絶大な支持を集めているのだと深く納得しました。

メンズ客に限らず、生え際の薄さが気になる女性にも使える技術だということですので、ぜひパーマ施術の参考にしてください!

 

 

“デビューヘア”成功大作戦 SHINBIYO 2024年3月号