「色のきれいさだけでなく、ツヤ感や手触り感などの良さも高いので、お客様にお勧めしやすいんです」
そう思う人も少なくないのでは。
そんなあなたにうってつけなのが、塩基性カラーの『東京カラーパレット』です。
緊急鼎談／『東京カラーパレット』の魅力について
ここでは、カラー上手な女子たち3人にお集まりいただき、『東京カラーパレット』の魅力についてトークしていただきます！
写真左から、古町咲子さん（れん）、山中麻莉菜さん（HEART-SHAPED BOX）、一藁千裕さん（rondine）
2020年のリリースから多くのファンに支持されている塩基性カラー『東京カラーパレット』。その鮮やかな色みと持ちの良さをそのままに、このたび『檸檬（れもん）』と『瑠璃（るり）』の2色が追加され、計7色になったそうです。ここでは同製品の開発から関わる3人の技術者の方にご登場いただき、製品の魅力や隠れた使いこなしについて伺ってみます。
――『東京カラーパレット』の魅力をズバリ一言で言うなら？
古町咲子さん（以下、古町）：いろいろありますが、少ない在庫で無限に色がつくれることかなと思います。
山中麻莉菜さん（以下、山中）： 本当、ミックスすることで無限になる。しかも絵具のようにミックスでき、仕上がりの色みがイメージしやすく、失敗しにくいのも魅力です。
一藁千裕さん（以下、一藁）：ちなみに今回の新色の発売で、色の3原色が揃ったんですよね。
古町：それによって色表現の幅が広がりました。しかもこだわってミックスした色みは、普段使っているシャンプーやトリートメントにも入れられる。これも魅力です。
一藁：あと塩基性カラーの割には色持ちも良くないですか？
山中：すごく良い！
一藁：毛束で検証（写真参照）した時の色持ちがすごかったんです。一番奥が染めたての色、真ん中が30回シャンプー後の色、一番手前が120回シャンプー後の色です。
古町：えー、120回もシャンプーしたの？ それだけでもすごい！120回＝3か月後に相当しますよね。でも、結構、色が残っています。おそらくこの写真で見ても色持ちの良さは伝わるはずです。
山中：ちなみにこの毛束のレシピは？
一藁：新色の「瑠璃（るり）」＋「牡丹（ぼたん）」＋「リケラエマルジョン」を2：1：2です。
古町：そうそう、『リケラエマルジョン』のような処理剤で色を薄められるのもポイントだと思いません？
一藁：思います！ 通常の塩基性カラーだと、処理剤では薄められないし、そんな発想もありませんもんね。
山中：その点、『東京カラーパレット』の場合は、処理剤でも薄められるから、その処理剤のケア効果をプラスすることもできるんですよね。
古町：そう。なので、サロンでは狙うケア効果によって処理剤を変えて、クリア代わりに使うのはアリですよね。
――他に隠れた使い方はありますか？
山中：「藍鼠（あいねず）」という色があるのですが、これはグレイっぽい色なので、彩度調整で使えます。
古町：サロンではどんなふうに使っています？
山中：ベースに「藍鼠」を敷いて、その上に希望色を乗せる。すると、シアーなベールがかかった色みになってお洒落です。本当、楽しくて、たくさん毛束チャートをつくっちゃいました！
一藁：あと、以前の『SHINBIYO（2023年6月号）』でもご紹介したのですが、カーリング料の2液にミックスして、ストパー＆カラーや、パーマ＆カラーも同日で楽しめますよ。
古町：その辺は上級者の使い方になりますね。でも、一度に2つのメニューを楽しめるので、お客様からすれば魅力的かも！
――まだまだいろんな使いこなしがあるようですが、今回はこの辺で。皆さん、ありがとうございました！
おすすめPOINT①
古町咲子さん
東京都渋谷区にある『れん』のカラリスト。カラリスト歴は20年。
おすすめPOINT②
山中麻莉菜さん
北海道札幌市にある『HEART-SHAPED BOX』のスタイリスト。スタイリスト歴は10年。
おすすめPOINT③
一藁千裕さん
東京都立川市にある『rondine』のスタイリスト。スタイリスト歴は18年。
施術ケーススタディ
BEFORE
毛先に黒染め履歴があった髪。ハーフヘッドを19レベルまでリフト。
今回は、この髪をケアしながら、シャンプー台で、塩基性カラーの『東京カラーパレット』（株式会社リトル・サイエンティスト／以下、同様）の藍鼠＋桔梗（ききょう）＝5：1と7倍量の『トイトイトーイ シャンプー』のミックスでシャンプーカラーをしてブリーチ部の黄味を飛ばす。その後、塩基性カラーと『リケラエマルジョン』＋『リケラプラス 3Dリノベータークリーム』の1：1を混ぜた処理剤カラーをつくり、表面の2か所（①②）と内側1か所（③）にカラー。
①は瑠璃＋桔梗＝3：1と同量の処理剤、②は瑠璃＋桔梗＝3：1と10倍量の処理剤、③は瑠璃＋檸檬＝4：1と同量の処理剤を混ぜたものをそれぞれ使用。
AFTER
製品情報
「いろどり愉しむ、いろあそび」をコンセプトに開発されたカラートリートメント。
今、使っている処理剤やシャンプー、トリートメントに混ぜて希釈して使える。希釈の度合いに応じて濃淡を楽しめ、普段使っている処理剤などと混ぜれば処理剤の効果も活用できる。
茜（あかね）、藍鼠、牡丹、桔梗、黒鳶（くろとび）、檸檬、瑠璃の7色。
※製品写真は、このたび発売された檸檬と瑠璃。
【 問い合わせ先 】
〒494-0001 愛知県一宮市開明字畑添17番地1
TEL：0586-62-8035
URL：https://littlescientist.jp/
＊月刊『SHINBIYO』2024年7月号・タイアップ広告より転載
