わずらわしい乳化の作業時間を大幅に短縮し、確かな染まりとケアを実現させる乳化専用トリートメント

デラクシオカクテルフリー DO 

 

リリースから 3年以上、売上は右肩上がり
発売当初と比較すると、 3倍の月売上
ヘアカラーの乳化作業時間が大幅に短縮できる
しっかり染まり、褪色抑制効果・ケア効果も狙える

 


界面活性剤にはベタイン系を使うのがミソ


カラー施術時の「乳化」の目的をご存じだろうか。

一般的には、シャンプー台でカラー剤とお湯をなじませることで、髪に染料を行き渡らせることや、頭皮についたカラー剤をはく離させることが狙いと言われている。

もちろん、しっかりと乳化を行おうとすれば、それなりの時間が必要。またその後の水洗・シャンプーも、ツーシャンをすると、トータルで30分以上かかることもあるようだ。

そんな乳化を簡単かつ時間短縮できる製品として誕生したのが、株式会社千代田化学の『デラクシオカクテルフリー DO(以下、フリー DO)』だ。

リリースは、2018年10月。同社の北村三津男代表取締役社長によれば、発売から3年以上、同製品の売上は一度も前月を下回ったことはないという。ちなみにリリース当初と比較すると、現在の売上は実に3倍。

その数字からも『フリー DO』が多くの美容師から支持されていることが伺える。とはいえ、この製品、どんなメカニズムでスピーディな乳化を可能にしたのだろうか。

「一言で言えば、『界面活性剤』と『カタラーゼ』の効果によるところが大きいと思います。『フリー DO』は、乳化専用トリートメントという位置づけです。トリートメントの界面活性剤と言えば、カチオン系界面活性剤が主流ですよね。これに対して、『フリー D O 』はベタイン系界面活性剤を使っているのがミソなんです」


ベタイン系界面活性剤は、一般的にはベビーシャンプーなどに配合される成分。洗浄力がマイルドな特性があり、髪や頭皮に付着したカラー剤を素早く、かつ髪を傷めずに取り去ることができるという。

 


カタラーゼが残留過水を分解


乳化を早める工夫はまだある。先ほどの北村社長の言葉にあった「カタラーゼ」による効果がそうだ。
カタラーゼとは、動植物界に広く存在する酵素のひとつで、過酸化水素(以下、過水)を分解する特性を持つ。

つまり、カタラーゼを使えば、髪に付着した余分な過水をいち早く分解可能なので、その分、乳化の時間も少なくてすむ。

『フリー DO』の使い方は、通常通り、お客様にシャンプー台に横になっていただき、まずは余分なカラー剤を落とすところからスタートする。

「乳化前に余分なカラーをとることに抵抗感がある美容師の方は多いのですが、染色作用はすでに終わっているので、特に問題ありません。むしろ、ここでカラー剤をとっておくことで、『フリー D O 』の効果を出しやすくなります」(北村社長)

作用が終わったカラー剤をとった髪に『フリー DO』を塗布し、通常の乳化の要領でもみ込むと、もこもことした泡が発生してくる。これが、カタラーゼが残留過水を分解している証拠だ。
このとき同時にベタイン系界面活性剤が余分なカラー剤を髪や頭皮から浮き上がらせ、スピーディな乳化を実現。

ちなみに『フリー DO』には、CMCやエルカラクトンなどのケア成分も配合されているため、乳化時に髪へのトリートメント効果も期待できる。

さらに使い方によっては、このプロセスだけで、頭皮はもちろん、顔周りについたカラー剤のリムービングができるという。

短時間の乳化でもしっかり染色できる。その効果を出すにはベタイン系界面活性剤とカタラーゼの配合比が鍵。

「2つの成分のベストバランスを見つけるのに1年かかった」

と語る北村社長。その手間暇が、この製品の実力を裏づけている。

 

>>>デラクシオカクテルフリー DO のまとめ

Point 1
ベタイン系界面活性剤が頭皮や髪からカラー剤を素早く浮き上がらせる
Point 2
さらにカタラーゼが残留過水を分解。この相乗効果でスピーディな乳化を実現
Point 3
同時に、CMCやエルカラクトンなどのケア成分を毛髪に補給する

 

取材協力:株式会社千代田化学
*月刊『経営とサイエンス』2022年7月号 連載「売れてる一品!」より転載