酸性カラーとジェル化オイルカラーを活用した新提案

「酸性カラーと、ジェル化オイルカラーの相性はバツグン!白髪カバーと色遊びのポイントは“Wカラー”にあります」

髪に優しい薬液にこだわり、多くのお客様から支持されている『MAISON b jour』。常に“お客様のために”を心がけ、ワンランク上の提案を目指しているそう。今回は、そうした中で生まれた酸性カラーとジェル化オイルカラーをW活用する新たな色遊びの秘策についてご紹介いただきます!

SALON MAISON b jour(東京都新宿区)
[代表者名]米澤慶和
[創業年]2022年5月
[店舗立地]都心部の住宅地
[スタッフ数]2名(スタイリスト/2名)
[営業面積]7坪(鏡面数/ 2面、シャンプー台数/ 2台)

新提案のプロセスを解説

ビフォアの状態。髪質は太めでしっかりしており、毛量は多め。2か月前にカラーした髪で、これまでにアルカリカラー、酸性カラー、カラートリートメントの履歴がある。既染部は中高明度まで褪色している。



頭頂部から見たところ。新生部は4センチで白髪率は30%。今回は、この髪の根元に酸性カラーを塗布し、さらにジェル化オイルカラーで、既染部をカラーする。
濃く染まる酸性カラーと鮮やかなジェル化オイルカラーのいいとこ取りをした提案。


まず前処理として、ナノ化CMCなどが配合された『アミセドさん』(株式会社ベル・ジュバンス エージェンシー/以下、同様)を全体に塗布し、コーミングで馴染ませ、余分な剤はタオルで拭き取る。



その後、『BJメイキングカラー』のYC-3(イエローブラウンの酸性カラー)を新生部に塗布。まず、薬液をコームに乗せて、



頭皮につけず、根元1ミリ以下を狙ってコームワークし新生部に塗布。こうすることで、スピーディーかつ根元ギリギリから正確に塗布することができる。



新生部に塗布したら、10分加温する。



薬剤を調合する。『プリケラ4』(羽毛由来の高分子架橋誘導ケラチン配合トリートメント)+『ミスターカメレオン』(ジェル化オイルカラー)=1:2でミックス。
※『ミスターカメレオン』は、牡丹と瑠璃の2色を5 : 1で混ぜている。



⑦の薬液で既染部全体を塗布していく。



全体を塗布後、15分加温。



その後、酸性石鹸系の『ベルセレシャンプー』をつけて洗い、毛髪保湿成分配合の『トリートメントオイル』や、シアバター配合の『ベル・ジュバンス リンス』をつけて流し、ツヤと指通りを向上させる。

仕上り

全体がツヤやかで深みのある紅藤色に仕上がり、白髪もしっかりとカバーされている。スタイリングは、『ヘアケアオイル』をつけて軽くブローした後に、アイロンでニュアンスを加える。最後に『スタイリングミルク』と同『オイル』を合わせて馴染ませながらウェットな質感に。
施術時間は、2 時間。料金は15,000円(税込み)。

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髪に優しい薬液にこだわり、長く愛されるサロンでありたい

『MAISON b jour』では、髪や肌に優しい弱酸性の薬液を取り入れています。理由は安心しておしゃれを楽しんでもらいたいからです。
また優しい薬液ならそれだけ長く生涯使うこともできる。だから弱酸性ブランドの『ベル・ジュバンス』を使っています。
酸性カラーはダメージが少ないですが、明るい髪や白髪がないと、色彩を表現しにくく、褪色した色の出方もお客様それぞれ違います。
そこで今回は、酸性カラーで白髪をカバーし、その後、全体にジェル化オイルカラーを乗せ色みを表現しました。ジェル化オイルカラーの『ミスターカメレオン』は、褪色時の色の移ろいも楽しむことができます。まさに酸性カラーとジェル化オイルカラーの“いいとこ取り”の提案です。
洗う度、少しずつ自然に褪色するので再来店時には、お客様の気分に合わせて、また別の色が楽しめます。これからも優しい薬液を使うというポリシーを大切にしながら、お客様と一緒に美容を楽しんでいきたいです。
サロンは、米澤慶和オーナーと奥様の裕美さんの二人三脚で運営している。

 

Product

カラー施術で使ったアイテム。
左から、BJメイキングカラーYC-3、プリケラ4、ミスターカメレオン牡丹、同瑠璃(すべて、ベル・ジュバンスエージェンシー株式会社)

 

【 問い合わせ先 】

〒112-0002 東京都文京区小石川2-22-10
TEL:03-3813-3741
URL:https://www.bja1963.com/

月刊『SHINBIYO』2024年7月号・タイアップ広告より転載