クセ対応の幅が広がった『HITA APストレート』おススメ活用レシピ公開 ~HITA × SHINBIYO ~

「中性コスメ」と「酸性コスメ」が新たに追加され、クセ対応の幅が広がった『HITA APストレート』に注目

アルカリ~中性~酸性のラインナップが揃い、クセの強さやダメージに適した使い分けが可能になった『HITA APストレート』。
最新の「中性コスメ」と「酸性コスメ」を活用したデザインを『Cura』宿利省吾さん、『SYAN』野々口祐子さんにつくっていただきました。

case1:中明度毛には「中性コスメ」。しなやかで風になびくようなナチュラルなストレートを実現。

hair : SHOGO SHUKURI make-up : KAHO ARAKAWA(共にCura)

「中性コスメ」施術のプロセス解説

BEFORE




中明度のアルカリカラーを継続しているミドルダメージ毛。細毛軟毛でうねって広がるクセがある。3か月前に矯正履歴があり、新生部3センチより先の15センチくらいが若干リバウンドしている。

AFTER



RECIPE


ヘムライン以外の根元~中間
ヒタ APストレート コスメ 1+中性コスメ 1=1:1


フロントヘムラインの根元~中間
同 中性コスメ 1


全体の毛先
同 酸性コスメ 1+リブーターセラム X=1:5

PROCESS


全体の毛先をCMC(毛髪補修)配合のヘアトリートメント「ヒタ APトリートメントモア 1&5」で前処理 。
* ラノリン脂肪酸、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、オレイン酸フィトステリル




バックの根元~リバウンドがある中間部に「コスメ 1」+「中性コスメ 1」=1:1を塗布。アンダーからオーバーまで同様に塗布していく。




髪が細く作用しやすいフロントのヘムラインは、根元~中間に「中性コスメ 1」を塗布。毛先がバックの髪につかないようペーパーを挟んでおく。




前髪は根元~中間に「中性コスメ 1」を塗布後、毛先に「酸性コスメ 1」+「リブーターセラム X」=1:5 を塗布し、自然な毛流れがつくよう 23 ミリのロッドを巻いておく。




残りの全体の毛先に「酸性コスメ 1」+「リブーターセラム X」=1:5を塗布。




作用チェック用に内側にテスト用ロッドを1本巻いておく。ラップをして25分放置 。



テストカール。根元~中間にロッド径約1.5倍の形状が出ていれば流す。





シャンプー後、レブリン酸(毛髪補修)・トレハロース(保湿)・アルギニン(毛髪補修)配合のヘアトリートメント「ヒタ APトリートメントモア 4」を揉み込んで中間処理。



7割ドライ後ツインブラシを使って、少しテンションをかけながら全体をストレートブローしていく。



厚さ1~1.5センチのスライスを取り、180℃のアイロンを入れる。アンダーからオーバーへと進めていく。





ヘムラインの細い髪は、少量ずつ指で挟んで引き出してアイロンを入れ、コームで根元側をすくいながら肌にアイロンが当たらないように注意して毛先へスルーしていく。



アイロン終了後、2液「ヒタ APストレート コスメ 2」を塗布し15分放置。流して仕上げる。

interview 宿利省吾/Cura

顔周りの細毛やエイジング毛にも大活躍のアイテムです

今までも中性や酸性域の製品は使用していましたが、スタイリストごとの判断に依存する部分が多く、サロン内での共有が難しいことが課題でした。『ヒタ APストレート』にアルカリから中性、酸性までラインナップが揃ったことで、複雑なミックスの必要がなくなり、髪質やダメージの状態に応じた使い分けがとてもシンプルになりましたね。
なかでも僕のサロンワークで使用頻度が高いのが「中性コスメ 1」。強くないクセであれば健康毛からカラー毛まで対応できる万能タイプだなと感じています。顔周りなどの細い髪やエイジング毛には、高アルカリの製品ではなく作用がおだやかな中性コスメが活躍します。作用はしっかりしながら膨潤し過ぎず、クセにはしっかり対応してくれる。仕上がりもペタンコにならず自然なボリュームや毛先の丸みが残せるので、ナチュラルな質感が好まれる今のストレートパーマのニーズにぴったりだと思います。
それともうひとつ優秀なアイテムが、酸性域のヘアトリートメント「リブーターセラム X」。レブリン酸などの毛髪補修成分を配合しているので、既ストレート部を保護しながら、同時に質感も整う。例えばリタッチの際、既ストレート部に塗っておくと、仕上がった時その部分にツヤが出るのを実感できます。また、クセのリバウンドやザラつきが出ている場合、トリートメントだけでは手触りの向上が難しいことがあると思いますが、そこに「酸性コスメ 1」と「リブーターセラム X」のミックスを使うと、毛羽立ちを抑えながらつるっと整えられる。僕はそういった微作用と質感向上を同時にしたい時にもこのアイテムをよく活用しています。

PROFILE
宿利省吾/Cura 代表
福岡県出身。大村美容ファッション専門学校卒業。2006年に木藤由二氏と共に『Cura』をオープン。リラックス感のある洗練されたデザインと、豊富なケミカル知識に基づいた優しい施術で多くの顧客に支持されている。 

case2:ブリーチ毛には「酸性コスメ」。ダメージ差が大きくてもシンプルなレシピで対応可能。

hair : YUKO NONOGUCHI  make-up : RIRIKA GOYA(共にSYAN)

「酸性コスメ」施術のプロセス解説

BEFORE




表面ともみあげに17レベルまでリフトしたオンカラー無しのブリーチ履歴あり。それ以外はバージン毛のためダメージギャップが大きい。細毛軟毛で内側にうねるクセがあり、フロントのヘムラインがやや強い。

AFTER



RECIPE


全体の毛先
ヒタ リブーターセラム X


ベースの根元~中間
ヒタ APストレート 中性コスメ 1


ブリーチ部分の根元~中間
同 酸性コスメ 1

PROCESS



ブリーチ部分は1液を塗り分けるので先に分け取っておく。自然なカールを残すため「ヒタ リブーターセラム X」をブリーチ部分、それ以外のベース部分の毛先3~4センチに塗布。




ベースの根元~中間に「中性コスメ 1」を塗布。※ネープの根元などクセが強いところがあれば「コスメ 1」をミックス。
表面側はブリーチ部分につかないようにコットンでカバー。前髪は下ろして放置したいのでホイルを使って塗布していく。




ブリーチ部分はホイルを使って、根元~中間に「酸性コスメ 1」を塗布。全体を塗布後20分でチェックする。



作用チェックはリングコームでループをつくって確認する。テールを抜いた時に結び目がすぐに戻らず、ゆっくり広がるくらいが目安。これを中間部分、毛先部分それぞれでチェックし、ループが広がるスピードが同じくらいになっていればOK。




シャンプー後、レブリン酸(毛髪補修)・トレハロース(保湿)・アルギニン(毛髪補修)配合のヘアトリートメント「ヒタ APトリートメントモア 4」を揉み込んで中間処理。




ハンドドライで7割乾かしてから、ロールブラシで毛先に丸みをつけながらブロー。





厚さ1.5センチ程のスライスを取り、180℃のアイロンを入れる。表面側は根元から毛先にかけて弧を描くように丸みを意識して入れていく。



ヘムラインの産毛など髪が細い部分は、毛束を指でつまんで引き出しながら細かく入れる。



アイロン終了後、2液「ヒタ APストレート コスメ 2 」を塗布し15分放置。



流し後、柔らかいピンクオレンジにするためオンカラー。「エドル O+P+CLR-PX=2:1:1(2%OX)」をワンメイクで塗布し、柔らかいピンクオレンジにする。

interview 野々口祐子/SYAN

塗り分けが必須のブリーチ毛や、毛流れを残したい毛先に活用

ハイトーンカラーの普及によって、ブリーチ履歴のあるお客様が増えました。そういう方にストレートパーマ施術をするには、アルカリ域の製品だけでは限界があったのですが、『ヒタ APストレート』に中性や酸性のアイテムが加わったことで、自信を持って対応できるようになりましたね。適切な製品選定さえすれば、塗布をアシスタントに任せても不安がほとんどないという点もメリットに感じています。
ブリーチ履歴があるけどストレートにしたいという方に多いのが、根元・中間~毛先・ブリーチ部で必要なパワーが異なるという状態。私はそういう場合、根元は「中性コスメ 1」単品もしくはアルカリ性の「コスメ 1」をミックス、ブリーチ履歴のない中間~毛先は「中性コスメ 1」単品、ブリーチ部分は「酸性コスメ 1」単品という塗り分けをしています。「中性コスメ 1」を軸に、アルカリ域の「コスメ 1」と酸性域の「酸性コスメ 1」を組み合わせたり、ミックスしてパワーを調整するイメージです。
『SYAN』ではストレートメニューをただまっすぐに伸ばすものではなく、求めるデザインを叶えるためのツールと捉えています。なので、毛先に自然なカールを残すことが必須で、そういう点でも過剰に作用しない「酸性コスメ 1」が重宝していますね。そして、毛先の保護によく使うのが「リブーターセラム X」で、これでガードしておけば、毛先がスンと伸び過ぎることを防げます。これらの新しいアイテムを導入してから、ストレートメニュー提案の幅がかなり広がりましたし、施術したお客様のリピート時に“髪体力”が残っていることを実感しています。

PROFILE
野々口祐子/SYAN 代表
大阪府出身。ル・トーア東亜美容専門学校卒業。渡米などを経て2013年に『SYAN』をオー
プン。ファッション感度の高いヘア提案を得意とし、サロンワークに留まらずヘアメイクとして
も活躍している。 

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■ 問い合わせ先 ルベル/タカラベルモント株式会社 化粧品総合フリーダイヤル0120-00-2831

 

*月刊『SHINBIYO』2024年11月号タイアップ広告より転載