【カバーデザイナー×編集長インタビュー】SHINBIYO10月号『NOOS』岩屋 真さんに聞く、ハイトーン毛へのトーンダウン対応

10月号の特集は「ブリーチ時代のトーンダウン」

ハイトーンカラーが流行って、明るい髪色を継続して楽しむ人が一定数存在するようになりました。その一方で、環境的な都合や気分的な問題で、明度を落ち着かせる、すなわち「トーンダウン」する方も当然出てきています。

極端に明るい髪からトーンダウンする際、狙いの明るさや色味、”自然な茶色”にならなかったという経験がある方もいるのではないでしょうか。

ブリーチした髪はメラニンが抜けているため、「赤」「オレンジ」「黄色」等のメラニン色素を補うための補正色をうまく使わないと、褪せたような薄い色になったり、アンダーのムラがカバーできなかったりするのです。

そこで今月の特集は、ブリーチ毛(ハイトーン毛)へのトーンダウンにフォーカス。メラニンカラーを上手くコントロールしながら、自然にトーンダウンするためのノウハウを整理しています。

 

そしてこの号の表紙をご担当いただいたのが『NOOS』代表でカラーリストの岩屋 真さん。

以前から「ブリーチが流行れば”ブラウン”が再注目されるタイミングが必ず来る」とおっしゃっていたのですが、その予想通りのことが起こっているように感じます。岩屋さんいわく、トーンダウンがうまくいかない要因の一つに【混色カラー】への慣れがあるとも。

そして今回の表紙では、実際にハイトーンのモデルさんに対して、トーンダウンでデザインをつくっていただきました。

ただ暗くするのではなく、かつベースを均一に揃えてから色を入れるのでもなく、「アンダーを極力活かしたデザイン」で、かつ「茶色は1色ではない」というメッセージも込めた、岩屋さんらしいデザイン。その仕上がりはもちろんのこと、背景にある意図も是非インタビューにてチェックしてみてください!

 

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そして、「ハイトーンの継続」について学べる9月号もセットでお読みいただけると今のカラーニーズへの対応力が上がること間違いなし!