【アローブ LA】
ALORB LA

健康志向の高まりを受けて、乳酸菌やビフィズス菌などを摂取する“菌活”が認知されるようになって久しい。これは、腸内細菌の力を活用したものだが、実は頭皮にも菌が存在することをご存じだろうか。今回注目する新製品は、配合成分として“乳酸菌”がキーになっている。その具体的な説明の前に、頭皮の菌について玉理化学株式会社 技術開発部の山田梨花さんに伺った。
「頭皮常在菌は数百種類以上あると言われており、その中には良い働きをする善玉菌、悪い働きをする悪玉菌、どちらの味方にもなる日和見菌と大きく3タイプが存在します。健康な頭皮では、日和見菌と善玉菌が大半を占めているのですが、そのバランスが崩れて悪玉菌の割合が増えると頭皮環境に悪影響を及ぼすことが分かっています」
菌の集まりをスキャルプフローラと呼ぶそうだが、そのバランスが乱れる要因もいくつかあるらしい。
「主には①乾燥による角質層水分量の減少、②ストレスによる皮脂や汗の分泌の乱れ、③油分の多い食生活による皮脂の分泌量の増加、④加齢による善玉菌の自然減、⑤カラーリングやパーマのダメージによる菌バリアの消失、などが挙げられます。善玉菌が減少すると、保湿成分であるグリセリンやpHを弱酸性に整える脂肪酸の生産量が減少し、頭皮が乾燥してバリア機能が低下してしまうのです」
その結果、フケやかゆみなどのトラブルにつながるのだ。同社では頭皮のバランスを健やかに整える成分として“乳酸菌”にフォーカスし開発をスタート。新たに誕生したのがスキャルプケアラインの 『ALORB LA』だ。『ALORB』は「頭皮を育むことから髪一本一本の毛先まで美しく」というコンセプトのヘアケアブランドで、マイルド処方の『ALORB SE』、荒れた頭皮をいたわる薬用の『ALORB ME』、酵素を配合した『ALORB EN』の3シリーズに“乳酸菌”を配合した『ALORB LA』が加わった。ちなみに「LA」とはLactobacillus(乳酸菌)の頭文字を取ったものだ。
ラインナップは『スキャルプ シャンプー LA』『スキャルプ トリートメント LA』『ナリッシングセラム LA』の3つ。各アイテムの特長について、商品企画開発部課長の森田道雄さんはこう説明する。
「まず3種の植物由来成分を配合したシャンプーが、乱れた頭皮バランスを整えます。そして、乳酸菌を配合したトリートメントが頭皮のトラブルを抑え、健やかな状態へ導く。さらに、2種類の乳酸菌を配合した頭皮用美容液であるセラムが、バリア機能を強化します。この3ステップで、整え→育て→高めるイメージです」




さらに、同シリーズとの併用がお勧めのサロンヘッドスパアイテムについて山田さんが補足してくれた。
「トリートメントの4倍量の乳酸菌を配合し、マッサージのベースとなるキャリアエッセンスに乳酸菌の力をプラスしてくれるのが『ドロップコンク バランサー』です。『LAシリーズ』と相乗効果を発揮し、頭皮本来のバリア機能や水分保持力を高めてくれます」
生きた善玉菌を体内に摂取する「プロバイオティクス」とは違い、善玉菌のエサとなるものを補う「プレバイオティクス」発想の『LAシリーズ』。季節の変わり目に乾燥に悩みがちな方や、年齢と共に頭皮状態が揺らぎやすくなったと感じている方、さらにはカラーやパーマの繰り返しで頭皮状態が気になっている方にも嬉しいアイテムとなりそうだ。


取材協力:タマリス株式会社/玉理化学株式会社


