ウォーター×オイルの二層式洗い流さないトリートメントで毛髪の内部と外部を潤いで満たし、ツヤ髪を実現

【コタクチュール ベース】
COTA COUTURE BASE

女性のデコルテをモチーフにした容器で毎日のヘアケアを上質な時間へと導く

最近は洗い流さないトリートメントも一般的になり、様々な製品が発売されている。しかし今回紹介する、コタ株式会社から発売された『コタクチュール ベース』のような二層式のものは目新しい。この製品の開発背景を、同社 研究部研究課開発一係 主任 東 有妃子さんと、同じく研究部研究課開発一係 葉山伊織さんにお聞きした。

「製品開発の前段階でリサーチを重ねたところ、18~59歳の女性で洗い流さないトリートメントを使用しているのは約35%であり、その中の約半数は『ある程度の効果を実感しているが満足度は低い』というデータが得られました。一方、使用されていない方の多くは『自分の髪に合う製品が分からない』ことも分かりました」(東さん)

そのような方々に向けて「髪のプロである美容師様からお客様へ、洗い流さないトリートメントの必要性をしっかり伝えていただき、使用された方が確実に効果を実感できる製品をつくれなか?」ということで開発が始まったそう。
様々な処方検討を進める中で注目したのが、二層式処方。二層にすれば、ウォーター層とオイル層それぞれに異なる補修成分を最適な割合で配合可能となる。また主流のオイルだけの製品に比べるとべたつきが少なく、柔らかい風合いになるのも特徴だ。

「二層式の見た目の華やかさや、振って使うという特別感だけが注目される製品ではなく、しっかりと性能を感じていただくために、ウォーター層、オイル層の配合比率や成分にもこだわりました」(葉山さん)

まずウォーター層の成分については「親水化マカデミアオイル」「ナノ化ナチュラルケラミドロール」などを配合。

「皮脂と構造が似ており、髪馴染みが良いという点でマカデミアオイルを採用しました。こちらを親水化させてウォーター層に配合することで、油っぽくないさらっとした潤いを実感していただけます」(葉山さん)

また同社オリジナル成分のナノ化CMC一体化ユニット「ケラミドロール」を植物由来成分に置き換えた「ナノ化ナチュラルケラミドロール」は、毛髪深部までしっかりと補修・潤い成分を届けることができる。
オイル層には「ツインラクトン」「超高圧熟成サボテンオイル」を配合し、毛髪外部の補修効果を高めている。さらにウォーター層、オイル層それぞれに「ツインダメージセンサー」成分を配合。マイナスに帯電した毛髪のダメージ部分の上にプラスに帯電させた補修成分、その上からマイナスに帯電させた補修成分を重ねることによってケア効果を高めている。

「イオン吸着の原理を使い、補修成分を重ねています。こうした処方ができるのも二層式の利点です。また、ブリーチなどのハイダメージ毛やヘアアイロンを愛用する髪に、ベタつかず柔らかい収まりが出せます」(東さん)


またボトルも特徴的で、デコルテをモチーフにしたデザインは女性らしい雰囲気を醸し出しており、好評だそう。

「上質な世界観を感じさせるボトルデザインで、お風呂上がりやヘアスタイリングの時間を楽しく、そして『使って良かった』と実感できる使用感になっています」(東さん)


ウォーター×オイルのハイブリッド処方の『コタクチュール ベース』、「洗い流さないトリートメントはどれも一緒」そう感じているお客様にお勧めしたい一品だ。

 

 

 

取材協力:コタ株式会社