【ヒュウ ミライ】
HUE Mirai
プラスαの『SHIFT』が効果的に ヘアカラー時の髪と頭皮への刺激をカバー
最近はヘアカラー剤の進化が進み、単品使いで望みの色を出せる商品が主流になった。しかしその一方で、自由に色を操る楽しさや、カスタマイズのしやすさから、自分で色々とデザイン・工夫できるカラー剤を求める声も大きい。そんな色にこだわるデザイナーの関心を集めそうなのが、今回紹介する『HUE Mirai』(ヒュウ ミライ)だ。
こちらは株式会社ナンバースリーから4月22日に発売したばかりの新製品。優れた特徴が多々あるということで、同社マーケティング部 部長の酒井 啓さんにお話を伺った。
「弊社にはヘアカラーブランド『HUE』がありますが、より個性的で新発想が詰まった未来志向のヘアカラー剤ということで、『Mirai』(未来)という名前をつけました」



『Mirai』の様々な特徴の中でも、とりわけ注目を集めそうなのが、「セルフデザインするカラー剤」「1つのラインでファッション&グレイ対応が可能」「ヘアカラー時の髪と頭皮への刺激をカバーする2つの『SHIFT』剤」という3つの特徴だ。まず1つ目の特徴である「セルフデザインするカラー剤」について、酒井さんはこう話す。
「『Mirai』は3つのブラウンとインテンシブカラーと呼ぶアクセントカラーが7つあり、それらの組み合わせによって低~高彩度まで幅広く表現できます」
そして「1つのラインでファッション&グレイ対応が可能」という2つ目の特徴だが、ファッションカラーとグレイカラーの境界線がより曖昧になった現場のニーズに合わせたそうだ。
○ヘアカラーでかぶれたことのある方には絶対に使用しないでください。
○ご使用前には毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)をしてください。
「3〜8レベルのブラウンはグレイヘアに対応可能です。白髪を自然にぼかしつつ、ファッションカラーとしても使えるよう、深い色になりすぎない処方を採用しました」
また「2つの『SHIFT』剤」だが、これはアジャスト機能を持ったケアもできるヘアカラー製品(医薬部外品)。ヘアカラー剤と使用することで、放置時間を活かして髪と頭皮への刺激をカバーする効果を高める。
「『SHIFT』には『Texture』と『Scalp』の2種類があります。まず毛髪の内部と外部にアプローチする『Texture』ですが、これにはウォータープルーフオイル※1と、弊社独自のVEGANPLEX※2が配合されており、指通りやまとまり感を高めることができます。また『Scalp』には加水分解ローヤルゼリータンパク※3が配合されており、アルカリ剤量を30%軽減する効果があります。2024年9月に当社で行った調査では、カラーの刺激を感じやすいモニター様10名の約70%が『Scalp』を使用すると刺激がやわらいだという結果が出ています」
『Texture』と『Scalp』はダメージレベルに合わせて、1剤と2剤の総量に対し10~30%まで使用が可能。より頭皮に近い新生部には『Scalp』を、既染部には『Texture』をと、部位によって必要な『SHIFT』剤を使用する。
また株式会社ナンバースリーでは「ウェルビーイング」を企業活動の中心に掲げている。ヘアカラーブランド『HUE』ではPPD(パラフェニレンジアミン)フリー、パラベンフリー、香料フリーなど、数多くのサスティナブルな処方を採用しており、こうした姿勢がサロンやお客様からの支持を集めているのだそう。頭皮や髪をいたわりながら、デザインはより自由に。そんな未来志向の美容師の方にお勧めしたい一品だ。
※1 メチルハイドロジェンポリシロキサン、毛髪保護剤
※2 植物由来のレブリン酸、毛髪保護剤
※3 加水分解ローヤルタンパク液、湿潤剤
取材協力:株式会社ナンバースリー