【カバーデザイナー×編集長インタビュー】SHINBIYO9月号『DADA CuBiC』古城さんに聞く”ブリーチ毛”のカット

9月号の特集は「ハイトーン毛のためのカット&ケア情報」

ブリーチした髪は健康毛と比べると質量が軽くなり、ダメージによって広がったり収まりが悪くなる場合があります。もちろん、近年はそういった問題をカバーするケア剤が充実していたり、そもそもブリーチの時点で極力傷ませないという施術も進化を遂げています。

とは言え、やはりブリーチ後にある程度時間が経過すれば、パサつきゴワつきが気になる人が大半なのではないでしょうか。そして、そういう状態の髪、カットは今まで通りで良いのでしょうか? もっと具体的に言うと、セニング(削ぎ)は健康毛と同じ要領で施術して良いのでしょうか? 答えはNO!です。

ブリーチ毛こそ、特に量感調整の仕方に注意しないと、パサつきゴワつきを更に悪化させることになりかねません。

9月号の特集では、「personal 3D cut」と銘打ち、頭蓋骨の凹凸に合わせて最小限のディスコネを入れるカットによって、切り口によるダメージを最小限に抑え、かつセニングを必要としない量感調整を提唱している『Hair&Make huit8』の井上心義さんが登場!

骨格の凹凸の捉え方、ディスコネで厚みを削るべきポイントについて詳しく解説しています。

そして、骨格のタイプ別にモデルさんでのカットケーススタディも展開。

企画を担当いただいた井上さん、ハイライトやシャドウルーツなどハイトーン系のデザインカラーで絶大な人気を博しているのですが、実はカラーのクオリティだけではなく、この「personal 3D cut」によって、ヘアスタイルのまとまりの良さ、手入れのしやすさ、持ちの良さなどをお客様が実感して、リピートしているそうです。

さらに他のパートでは、ブリーチ毛をケアする最新のテクノロジー情報や、お客様のヘアケアを積極的に”マネジメント”して、ブリーチ比率&リピート率を上げているサロンの取り組みも紹介しています。

そんな特集の表紙をご担当いただいたのが、『DADA CuBiC』の古城 隆さん。

ブリーチ毛へのカットで注意すべきポイントや、今回の表紙のデザインに込めたメッセージをお聞きしました。

古城さんが特に大切にしているのは、①レイヤーの加減に気を付ける、②セニングは最小限に、かつ部分的なディスコネを活用する、とのこと。特集の井上さんの考えとどこか通ずる部分も感じます。さらに印象的だったのは、「シンプルなことをどれだけ丁寧にできるか」という言葉。カット全般、そしてヘアデザインすることへの姿勢を考えさせられるインタビューとなりました。

ぜひ、全編をご覧ください!

 

そしてそして、今号は話題の不定期連載「オルプロ」京都回の作品も掲載しています!

ぜひ、誌面でご覧ください。

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