10月号の特集は「ベースカットとセニングのベストバランス」

アジア人は元々の毛量が多かったり、骨格的に重さが溜まりやすい場所があることが多いため、ベースカットの正確さと同等に、セニング(削ぎ、量感調整)の的確なコントロールも重要と言えます。
しかし、世の中にはセニングにネガティブなイメージを持ち、敬遠する人も少なくありません。これは、過去に”削ぎ過ぎ”によって髪の手入れがしづらくなった経験が要因であることがほとんど。またそれとは逆に、必要な個所の量感調整が不足しているせいで、余計な重さが残ったり持ちが悪くなったりすることもあり得ます。
”削ぎ過ぎ”でも”削がな過ぎ”でもない、適度なバランスが求められるのがセニングの難しいところ。
そこで10月号では、ショート~ボブのレングスとミディアムレングスの、ベースカットとそれに対応したセニングのベストバランスについて詳しく取り上げています。誌面では両者のバランスをイメージしやすいよう、大きな展開図(設計図)をもとに解説。





今号の表紙をご担当いただいたのは『vacilando』の細井 豊さん。近年はカットベースのトレンドに動きがあり、レイヤースタイルのニーズも増えていることから、セニングの考え方や入れ方もチューニングが必要なタイミングに来ていると語ります。
レイヤーを入れる範囲や段差の幅が増えて、全体が軽くなってくるほど、ただ減らすだけではない、”髪を動かすため”の量感調整も必要になってくると考えているそうです。
実際、今回つくっていただいた表紙は、レイヤーボブとショートウルフの2スタイルで、いずれもベースカットの時点で”軽さ”が入っているのがポイントになります。そういう場合のセニングは、どう考えどう入れるべきなのか。
セニングシザーによる削ぎだけではなく、毛束を細かく間引くスライドカットや、レザーを駆使した量感調整など、手法の選択もポイントになるようです。
細井さん流のカットベースと削ぎのバランス論について伺ったインタビューはこちら↓
是非ご覧ください。
なお、誌面ではショート~ボブ編を『MINX』の土屋サトルさんと清水 豊さんに、ミディアム編を『ABBEY』の松永英樹さん、井上凱貴さん、矢賀部佳那さんに詳しく解説していただいています!


