ヒト幹細胞培養液+アーユルヴェーダハーブを配合し、毛髪環境を根本改善する“ 強髪プログラム”。頭皮環境を改善することで未来の髪の悩みを解消する予防美容として効果を発揮する。ここでは、導入店が実感する経営メリットをご紹介していく。
取材サロン①
エルサフィログラシアス代表 山下速彦さん
山下速彦(やましたはやひこ):沖縄県那覇市の美容室「エルサフィログラシアス」のオーナー美容師。2009 年4 月創業。長く働ける職場づくりに力を入れ、営業時間の短縮、営業時間内トレーニングなどを実現している。
「エルサフィログラシアス」では、新型コロナの問題が出始めた昨年の2 月に“強髪プログラム”導入の検討を始め、2 か月後にメニューとして展開を始めた。
オーナー美容師の山下さんは当時のことをこう振り返る。「コロナが蔓延化すると、来店サイクルが伸びて大変なことになると思いました。それで、来店きっかけになるメニューが欲しいということで“強髪”を導入することにしました」。
同店は、女性専用サロンを打ち出しているので、“強髪”の利用客は30~40 代の女性が大半。総客の2 割程度が利用されていて、そのほとんどが1 か月以内に再来店されているということで来店きっかけの促進は狙い通りの効果を出している。
「エルサフィログラシアス」の“強髪”メニューは、施術時間7分の単発メニュー(3,850 円) のみ。1 回の体験でもボリューム感などで効果を実感しやすいということで、あえて単発メニューにしている。
「“強髪”を提案する際は、髪が生えるとか、治せるとか、そういう言葉は使いません。そう言うと実現しなかったときに問題になりますし。あくまでも、現状の髪をキープしませんか、それを可能にする予防美容をしませんか、という提案を行っています」お客様が“ヒト幹細胞培養液”を知っていて、体験したいと言われるケースも増えているとのこと。
利用客が増えたことで、導入前の平均客単価12,000 円が現在は13,000 円にまで上がってきているのだそうだ。
ママ美容師5 名が在籍しながら全員が正社員で、社保完備、9 時から17 時までの8 時間労働を実現している。その環境を支えるには空き時間の削減と単価アップが重要になるが、その課題克服にも“強髪”が貢献している。
取材サロン②
ヘアースイッチ代表 古謝道済さん
古謝道済(こじゃみちなり):1980年生まれ。沖縄県那覇市の美容室「ヘアースイッチ」のオーナー美容師。2010 年1 月創業。離職率の少ないサロンづくりを目指し、働きやすい職場環境づくりに力を入れている。
“強髪プログラム”を導入したのは昨年6月。ドライ前の7分ほどの施術で3,500 円( 税抜) と短時間高単価メニューだが、次回予約とお客様との接触頻度が高まることが最大のメリットだとオーナー美容師の古謝さんは語る。
「生えるとか、白髪が無くなるとか、そういう売り方をしていません。現在の状態を保つために今から予防美容をしましょうという提案をしています。それでも30~50 代の方を中心に約30% のお客様が利用されています。一回施術したから明日に効果が出るというモノではないので、最初に始める方には2 週間に1 回の来店をお勧めしたりしますが、この提案が大きかったですね。次回予約の比率や接触頻度が高まって、結果売上も伸びています」
「ヘアースイッチ」では1 回だけの単発メニューも用意しているが、ほとんどのお客様が6 回コース(税込み19,250 円) などのコースメニューを利用されるのだという。
「継続的に体験していただくことで、効果を実感していただくという意味でコースメニューを用意しました。そのことで、デザインメニューとデザインメニューの間に“強髪”のためだけに来店される方が増えました。短時間で施術できますから、予約と予約の間の隙間時間が埋まり、生産性アップにも貢献しています。“強髪”は他のメニューとの相性がいいというのも特徴。同時に前髪カットやカラーと組み合わせることもできます。いずれにしてもお客様との接触頻度が上がることで、繋がりが深くなり、定着率が高くなるということがメリットしては大きいです」
「ヘアースイッチ」は8 人( うち技術者6 人) の美容師スタッフのうち4 人がママ美容師。パート勤務で早上がりの技術者もいるが技術者全員が100 万越えを達成し、歩合でも高い水準の給与を確保できている。“強髪”が“ママでも稼ぐ”に大きく貢献している。
“ 強髪プログラム” 問い合わせ先
株式会社cosbi
大阪市西区南堀江一丁目16 番9 号
Tel:06-4400-6055