“シスチン補充”バイカルテ導入でトリートメント比率2割アップを実現
バイカルテ/ホーユー

毛髪補修成分シスチンそのものを毛髪内部に補充し、毛髪を素髪のような質感へと導く「バイカルテ」。導入サロンである「K-two Esola IKEBUKURO」代表の奥村一輝さんに実感する経営メリットとメニュー化のポイントについてお聞きした。

熱を使わないから短時間で持続性の高いサロンケアを提供
K-two Esola IKEBUKURO 代表 奥村一輝さん

おくむらいっき 1983 年生まれ。学習院大学卒業後、日本美容専門学校へ。同校卒業後、『K-two』に入社。現在、美容歴12 年目で、『K-two Esola IKEBUKURO』店の代表を務める。髪質改善系のメニューに力を入れていて、トリートメント比率が7 割を超える。

「バイカルテ」導入で実感する経営メリット/トリートメントのリピーターが急増中

奥村さんのサロンはトリートメント比率が高く、常に5 割を超えていた。それが「バイカルテ」を導入してから、7 割を超えるようになった。しかも「バイカルテ」利用客は、継続して利用するのだという。

「シスチンを毛髪内部に補充するのですが、仕上がり感は硬くなく、むしろやわらかいんです。髪の中に水分が入った感じで、乾かしただけでも髪の質感が心地よいので、お客様もその効果を実感されてリピートされているのだと思います。サロン側のメリットとしては、施術時間がかからない(シャンプー台で行うと約20 分)ので人時生産性が高くなる、材料費をかけずに高単価メニューを提供できるといったことがあげられます」(奥村さん)

また、これまで低価格のトリートメントをされていた方が「バイカルテ」に切り替えたり、酸熱だけをされていた方がプラスメニューと利用されたりして、客単価の底上げにつながっているそうだ。

「バイカルテ」メニュー化のポイント
酸熱やストレートと組み合わせたメニューも展開

『K-two Esola IKEBUKURO』では「バイカルテ」のメニュー以外に、アレンジした別メニューを3つ用意している。酸熱と「バイカルテ」を使用する『プレミアム髪質改善』、コスメカーリング料と「バイカルテ」を使用する『ストリートメント』、コスメカーリング料と酸熱と「バイカルテ」を使用する『プレミアム髪質改善ストリートメント』の3 つだ。

「質感や手触りをどこまで高めたいのか、あるいはクセによる広がりをどこまで収めたいのかによって、お勧めのメニューを変えています」

ヘアカラーやパーマ、矯正といったメニューとの組み合わせも相性が良く、ヘアカラーでは乾かしただけでツヤが出たり、パーマではハリコシのあるカールを実現したり、矯正ではやわらかな仕上がりになるのが特長なのだという。施術の組み立てとしては、基本的にそれぞれの施術の後処理として「バイカルテ」施術を行っているとのこと。

K-two Esola IKEBUKUROが展開する「バイカルテ」使用メニュー

「バイカルテ」ホームケア提案
サロンメニューで効果が実感できれば、店販にも自然につながる

「バイカルテ」はホームケア製品として、シャンプー、トリートメント、エッセンスを各2 種類ずつ用意している。「現状では、総客の2 割の方がバイカルテのホームケア製品を購入されています。ダメージ毛や髪が硬くなってしまった方が特に購入されています。バイカルテのサロンメニューを利用されているので、サロンケアとホームケアの両方で髪をよくしていきましょうというという提案をしています」

「バイカルテ」はホームケア製品として、髪質で選ぶ「リペアシャンプー」2 品、仕上がり感で選ぶ「セラムトリートメント」2 品、質感で選ぶ「アウトバスエッセンス」2 品を用意している。

シスチン補充「バイカルテ」施術例
素髪のようなやわらかで しなやかな質感

ダメージによって生じる毛髪内の空間に対して、「シスチン」を毛髪内に補充& 定着させることで、乾かすだけでおさまりの良い、扱いやすい髪に。しかも、しなやかでやわらかな質感は持続性が高くキープされる。

Before

After

「バイカルテ」プロセス

① ベース作り/「リペアシャンプー」でコルテックスを補修、キューティクルを整えながら洗浄。サロンケアのベースを整える。

② 浸透準備/「CBミスト」を塗布。髪を膨潤させ、補修成分を浸透しやすくする。

③ シスチン配合フォーム調合/シスチンを配合した「CYSパウダー」を専用容器に投入。

続いて、「CYSリキッド」を専用容器に入れる。

専用容器を左右に振ってパウダーとリキッドをよく混ぜ、フォーム状にする。

④ シスチン補充/用事調整で可溶化したシスチンをダメージした部分を中心にまんべんなく塗布。

⑤ シスチン定着/「CFクリーム」を重ね付けし、酸により補充したシスチンを毛髪内に定着させていく。

⑥ 放置/5 分放置。その間、スチームをあてながら指でなめしていく。その後、水洗。

⑦ CMC補修/「CRフォーム」を塗布し、CMCを補修。

⑧ キューティクル補修/「CCクリーム」を重ね付けしキューティクルを補修。その後、水洗し、ブロー&スタイリング。

「バイカルテ」サロンケア製品

5 ステップのシステムトリートメント。最大の特長は、アルカリ性領域で溶かしたシスチンを弱酸性領域で不溶性にする技術が使われていること。この技術により、毛髪内部にシスチンをダイレクトに補充し、ケアの持続性が高められている。

ホーユー株式会社 プロフェッショナルカンパニー
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