経営理念に基づきサロンの活性を促し、時代の流れに即した施策を発表
2022年度代理店会議開催/コタ

コタ(小田博英代表取締役社長)は4月11日(月)、京都市下京区のホテルグランヴィア京都において、2022年度 代理店会議を開催した。

同社では、毎年4月の新年度スタートにあたり、全国の同社取扱代理店に向けて事業方針や営業施策などを発表し、事業を進めていく上で、共通の方針・施策を共有しており、昨年同様に徹底した新型コロナウイルス感染症対策が講じられ、万全を期した環境下での開催となった。

冒頭、開会の挨拶に立った小田社長は、日頃の謝意を述べた後、新型コロナウイルス感染症について、感染状況を振り返り、今後の向き合い方や考えを述べると共に、同社のBCP(事業継続計画)について、世界情勢や自然災害などのリスクに対応するため、在庫を分散して多く持つ方針を述べ「美容室様にも在庫を増やすことをご推奨いただきたい」と理解と協力を呼び掛けた。

営業施策の特長である旬報店の状況については、数値目標を達成した証しとなる『オール金賞』の2021年度の獲得状況が、月間オール金賞、年間オール金賞共に獲得個数が大幅に増加したことを報告、「オール金賞に対する趣旨のご理解と、コロナ禍においても旬報店様と共に目標達成に向けて、努力いただけた賜物です」と深く感謝の意を表した。

次に、美容業界を近代化するための施策として、毎年11月から12月に開催している『コタ全国店販コンクール』の実績について、2021年の販売総額は過去最高額を更新し、素晴らしい結果となったことを報告。

また、昨年5月に発売したコタクチュールの導入状況について言及、同製品がコタ アイ ケアと並び売り上げが好調に推移していることや、5月に発売を控えている育毛剤コタエイジング グロウセラムが独自の技術を活かした製品であることを述べ、挨拶を締めくくった。

続いて、松下淳営業第一部長より本年度の営業施策が発表された。

同社の創業精神である『美容業界の近代化』実現のため、独自のビジネスモデルである『トイレタリーの販売を中心とした店販戦略』『旬報店システムを軸としたコンサルティングセールス』に磨きをかけていくと意気込みを語り、代理店の発展と美容室の業績向上に向けた、次の3つの具体的な施策を共有した。

①コタ式 ヘアケア デモンストレーション

②コタクチュールの推進継続

③コタ旬報店システムの推進強化

さらに、5月に発売の新製品コタエイジング グロウセラムについて「年齢を重ねても素敵なヘアスタイルや美しい髪質を保ちたいお客様に目を向け、全ての女性にご提案していく」と語り、美容室におけるエイジングケア市場の創造に、高い期待を感じさせた営業施策発表となった。

引き続き、2021コタ全国新規開拓コンクールの表彰と新規代理店の紹介、前年度の成績優秀代理店に対して表彰式が行われ、本年度のさらなる成長を大きく期待させる一日となった。