急成長の米ナチュラルヘアケアブランド「ブリオジオ」を買収。
ウエラカンパニー

ウエラカンパニー(アニー・ヤングCEO)は4月29日、世界最速で成長するヘアケアブランドの1つで、米国最大の独立した黒人所有のブランド「BRIOGEO(ブリオジオ)」の買収で正式合意に達したことを発表した。 2020年にCOTYがヘアケアブランド「WELLA」などのプロフェッショナル部門を分離し独立した後、初めての買収となる。

左から、ウエラカンパニー/アニー・ヤングCEO、ブリオジオ/ナンシー・トゥワインCEO

ウエラカンパニー(アニー・ヤングCEO)は4月29日、世界最速で成長するヘアケアブランドの1つで、米国最大の独立した黒人所有のブランド「BRIOGEO(ブリオジオ)」の買収で正式合意に達したことを発表した。 2020年にCOTYがヘアケアブランド「WELLA」などのプロフェッショナル部門を分離し独立した後、初めての買収となる。

アニー・ヤングCEOは、ブリオジオの買収は独立後のウエラにとって、初めてのポートフォリオ拡大。急成長を続けるブリオジオの環境に配慮したナチュラルなヘアケア製品により、ウエラカンパニーのヘアポートフォリオと持続可能な製品ラインを補完し成長を加速していく。創業以来、クリーンでナチュラルなヘアトレンドの最前線に立ち、急拡大してきたブリオジオは、間違いなく当社の補完的なパートナーとなるだろう。我々は共に持続可能な製品ラインを一層拡大し、トップクラスの小売り展開領域を拡大し、商業的および社会的な影響を新たなレベルへと推進していく、と語った。
またブリオジオのトゥワインCEOは、研究・開発、デジタルマーケティング、グローバル展開におけるウエラカンパニーの強みと、サービスを提供し支援する9,100万人のヘア&ネイルのプロフェッショナルとフォロワーを抱える同社の能力は、ブリオジオブランドを次のレベルへと引き上げていくだろう。 これは双方にとって意義深い戦略的提携であり、大胆な目標、理念、文化において両立するものである。 ウエラカンパニーという信頼できるパートナーを得たことで、ブリオジオの拡大とイノベーションを加速させ、より多くの地域でさらなる広い流通チャネルを通して、世界中の人を楽しませることが可能になったことを喜んでいる、と語った。

「ブリオジオ」は2013年にナンシー・トゥワインが立ち上げたヘアケアブランドで、マンゴーやケール、アボカドなどのスーパーフードを用いたラインが人気で、髪のタイプ、髪質、ニーズ、民族性、生い立ちなど、あらゆる人にとって効果的な製品とソリューションを提供している。創業以来、急速に成長し、2018年以降、 ブランド全体で数々のビューティアワードを受賞。またトゥワイン氏本人もアントレプレナーによる2021年の「影響力のある女性100人(100 Women of Impact in 2021)」など、多数の賞を受賞している 。

ブリオジオの日本展開については、現時点では決定しいないが、ESGを重要視しているウエラカンパニーは、サステナブルな環境の実現とビジネスの成長の両輪で今後経営を行っていくとのこと。