メッセフランクフルト ジャパン（梶原靖志代表取締役社長）は、5月16日（月）から18日（水）、東京・江東区の東京ビッグサイト（東ホール1～8）にて、『ビューティーワールド ジャパン』および『東京ネイルフォーラム2022』（主催：日本ネイリスト協会）を開催した。
新型コロナウイルスの感染拡大、東京オリンピック・パラリンピックによる開催中止や規模の縮小を経て、 4年ぶりに東京ビッグサイト東館にもどり、東1～8の全館を会場にし過去最大規模で開催、672社（国内664社、海外8社）が出展し、3日間で58,830名が来場した。（※海外出展ブースは日本代理店が運営した）
同見本市ではすべての参加者の健康と安全を守るため、徹底した感染防止対策が講じられ、フィジカルディスタンスを保つために会場内の通路幅を例年以上に広く設け、入場時の検温、消毒、マスク着用、会場内の換気、臨時手洗い場の設置、会場内滞在者数のリアルタイムでの管理、警備員の巡回などを実施。同時に各出展ブース内でもそれぞれに感染防止対策がとられ、来場者もしっかりと準備をし参加していた。
来場者数（速報）
5月16日（月） 20,887名（12,895名）
5月17日（火） 21,428名（13,124名）
5月18日（水） 16,515名（10,967名）
※数字は速報値のため、今後の再集計作業後に変動する場合があります。
※( ) 内は2021年の来場者数。
出展者からは「前回の開催よりも来場者が多いと感じている、ビューティーワールド ジャパンが我々のビジネスを加速させ、成長を助ける重要な場であることを改めて感じた」、「この2年間、予定通りに見本市に出展することができずオンラインで乗り越えてきたが、オンラインでは新規顧客の開拓に限界を感じていた。やはり新規顧客獲得には見本市が有効」、「前回の4倍の数のリードを獲得することができて大変満足」など、多くの喜びの声が、また、来場者からは「久しぶりに既存のお取引先と会うことができて、新ラインの化粧品をご紹介いただいた。やはり対面でのコミュニケーションの場はとても大切、大きな収穫だった」、「片道3時間かけて来たが、その甲斐があった。地方ではなかなか手に入らない新製品、情報、知識を持ち帰ることができて大変満足している」などのコメントが寄せられていた。
今開催では、会場内に2つのステージと6つの出展者プレゼンテーションルームが用意され、
「エステティックステージ」は東7ホールに設置、エステティックサロンに携わる来場者を対象に13本のセミナーが開催され、森柾秀美氏、大山招子氏、宇治原一成氏、森田敦子氏などの講師陣によるセミナーに多くの聴講者が集まった。
もう1つのステージである「ヘア＆ネイルステージ」は東2ホールに設置され、理美容院、ネイルサロンに携わる来場者を対象に13本のセミナーが開催された。
バーバー界のレジェンドとして注目を集める川上昌博氏、ヘアアレンジの新井唯夫氏、小松敦氏と近藤繁一氏によるカットセミナー、山﨑達也氏によるヘッドスパ、JNA本部認定講師陣によるネイルケアセミナーなどにも多くの来場者が参加した。
また、6つの出展者プレゼンテーションルームは東8に設置され、出展各社による情報発信に多くの来場者が足を運んだ。
「ビューティーワールド ジャパン」は、来場者を対象に美容機器についての正しい知識の啓発活動に継続的に取り組み、今開催でも日本エステティック工業会とリツビの協力を得て、「美容機器の基礎知識セミナー」を2本を開催。セミナーでは、各機種の特徴や導入メリット・デメリットを分かりやすく解説し、来場者が目的にあった機器を購入できるよう情報を発信した。
第24回目の開催を迎え、最新情報の発信、活発な商談の場そして出展者と来場者の効率的な出会いの場を提供し、コロナ後の景気回復を加速させるエンジンとして大きな役割を果たした。
次回の「ビューティーワールド ジャパン」は「ビューティーワールド ジャパン 東京」に改称し、2023年5 月15日（月）～17日（水）、東京ビッグサイト東館にて開催される。