2023年度は新しい価値の提案の見直しを図る絶好のタイミング
年頭所感/全美商連

全国美容用品商業協同組合連合会(菊地 浩市理事長)は会員向けFAX通信とホームページに年頭所感を発表した。

菊地 浩市

「2023年 年頭所感」
全国美容用品商業協同組合連合会 理事長 菊地 浩市

新年あけましておめでとうございます。

また日頃より全国美容用品商業協同組合連合会の会員の皆様、並びに業界関係各位の方々には全美商連の運営に関しまして、多大なるご理解ご協力を賜り心より感謝申し上げます。本年も素晴らしい年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

さて昨年度「第9回アジアビューティエキスポ」が、コロナ禍にも関わらず2日間で3万人をこえる美容関係の方々にご来場をいただき成功裡に終了する事が出来ました。コロナ禍以降初めての美容業界のビッグイベントになり、文字通り今回のテーマの「HOW ARE YOU(元気だった?)」があちらこちらで飛び交い、顔もほころび元気な美容業界が戻ってきたきっかけとなりました。
これもひとえに全美商連の会員の皆様のご協力があってこその成功と改めて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

また、年末には恒例の「ビューティユニティフェスティバル」が執り行われ、早々のうちにセットが完売されサロンでのイベントに定着されつつあるようです。
全美商連の活動の三本柱の最後の1つの「USENの連携」は年間の取り組みを月間100商材で契約の見直しを図りましたが、こちらは思うようには進んでおらず、もっと積極的な活動の推進を望むところです。

さて、昨年度のロシアによるウクライナの侵攻により世界中の燃料・資源の高騰、またコロナ禍によって停滞していた経済活動が動きだし世界全体の物価が上昇しました。
2023年度はここ数年の日本は物価が上昇しない「デフレ」から物価が上昇する「インフレ」に向き合っていく必要がありそうです。その為には収入を増やしたり節約を行ったりする事が大切と思われます。
特に収入を増やすにはその価格に見合った価値の提案が必要です。
2023年度は新しい価値の提案の見直しを図る絶好のタイミングに来ています。
私たちの使命は、美容業界の活性化のお手伝いをする事と考えます。
今年度は、新しい価値の提案の見直しを図る新たな取り組みで、サロン・ディーラー・メーカーが三位一体となり、共に業界の発展のために邁進していくことが大切だと思いますので今年度もご支援ご協力を賜りたく宜しくお願い申し上げます。