カラー&ケアをさらに加速!!「カラーフォロワーを創り、育てる」
2023年方針説明会/ウエラプロフェッショナル

ウエラ プロフェッショナル(ステファン・ガー代表執行役社長 )は、1月26日(木)に「2023年 ウエラ プロフェッショナル方針説明会」をオンラインで配信した。

開会の挨拶に立ったガー 社長は、2022年は対前年比4%増を達成、特に「ILLUMINA COLOR」「KOLESTON PERFECT+」「System Professional 」が大きく伸長したと報告。
2023年は、日本をインスピレーションの拠点として製品開発を行い、アジアパシフィック地域でも展開していくと述べた。

その後、名倉 愛副代表から2023年方針と施策が発表された。
2021年からのスローガン「WELLA PROMISE ウエラからの約束 “INSPIRE STYLISTS, INSPIRE BUSINESS”」を今年度も継続する。取組みテーマも、昨年の「カラーフォロワーを創る」から、さらに発展し定着させるために「カラーフォロワーを創り、育てる」とした。

〝カラーフォロワー〟とは、デザインカラー(2工程以上のカラー)や、プレミアムカラー(ブランド名でメニュー設定が可能なカラー)を選ぶ消費者のことを指し、同社の調べによると、カラーフォロワーは通常のヘアカラーを行う消費者に比べ、1回あたりのサロンへの支出金額は16%、サロントリートメント利用率は25%、店販購入率では16%も高い傾向にある。

このことから、カラーフォロワーづくりはサロンビジネスで必要不可欠と考え、2022年から教育プログラム「カラーフォロワープログラム」を展開している。参加したサロンでは、平均でカラー比率5%、客単価6%(560円)、カラーフォロワー比率7%と、短期間で確実にビジネス貢献につながっている。今年も引き続き、製品とラーニングの場を充実させることで、サロンのカラーフォロワーづくりをサポートしていく。

製品
2023年はヘアケアをベースに、スタイリストの強みとなる3つの得意領域を高めていく。

・ハイトーンカラー
「KOLESTON PERFECT+」から日韓の人気サロンHAUMのハヌン氏、ALBUMの深町隼輔氏とJULIAN氏がコラボした、「最新韓国カラーコレクション」が今春登場。
また、秋にはハイリフトとケア効果を両立した“ハイブリッドプレックスブリーチ”『ブロンダープレックスH』を発売。

・透明感カラー
「ILLUMINA COLOR」から、“LAがくれた軽やかな光色”をテーマに、アメリカ・西海岸LAをイメージした新色を4月に発売。『ILLUMINA MARINE(アクアグリーン)』『ILLUMINA BEACH(サンドベージュ)』『ILLUMINA SUNSET(ミルキーピンク)』の3色で、補色の量を減らし、新たにソフトアッシュベージュを加えた新しい染料構成で、さらにくすみの無いやわらかなカラーとなっている。

・大人カラー
「KOLESTON PERFECT+」から、白・黒・ブリーチ毛に対応した新色が発売。根元ぼかし〜オンカラーまで幅広く使える。

ラーニング(学び)
ラーニングの環境づくりとして、オンラインとオフラインの両方で教育プログラムの充実を図る。毎年恒例のウエラ トレンドビジョンアワードは、今年から新たにサロンスタイルを競う「リアルスタイルアワード」を設け、既存の「クリエイティブアワード」と2部門で実施する。
認知向上施策としては、デジタルプラットフォームによる広告展開や、スタイリストと協働したインフルエンサーマーケティングをさらに強化。消費者とスタイリストの双方に、情報発信をしていく。


松原政寬副代表は、ポストコロナを見据えた営業活動方針について説明。
2023年は高価値提案の継続・強化に努めていく。
プレミアムカラーは、1月5日出荷分から値上げを実施しており、価格改定に伴い代理店と協働し、サロンでのプレミアム価格の改定を積極的に推進していく。

さらにデジタルとアナログのバランスのとれた営業活動を行なっていくとし、デジタルはオンラインセミナー、SNSや公式YouTubeの活用、オンラインオーダーの推進、ペーパーレス化など。一方、アナログは対面での提案や実習・教育サポート、Inspire stylists活動の再開など。

長島好秀副代表は閉会の挨拶で、「WELLA PROMISE 」のもと、高価値サロンサービスを継続し、カラーとケアにフォーカスしたサポートをしていくと締めくくった。