マーケティングテーマは「SALON PLUS DXでつなぐミライ」
2023全国有力代理店会/タカラベルモント

タカラベルモント(吉川秀隆代表取締役会長兼社長)は、2023年4月5日、大阪・リーガロイヤルホテルにて、「全国有力代理店会」を開催した。

吉川秀隆代表取締役会長兼社長が挨拶を行い、先行きが不透明な時代に触れ、その中で「いかにスピーディに変化に対応できるかが大事になってくる」と語った。昨年の業績については、速報ベースで国内が552億円、海外が114億円だったことを明かし、“頭浸浴”を打ち出したヘッドスパやYUMEシリーズ、ヘアカラーブランド「エドル」、ヘアケアブランド「ルベルワン」が業績に貢献したと語った。また、2019年より取り込んできたSDGs活動にもより力を入れるとして、中でも子供向けの美容の職業体験イベントをより拡充し、業界の人材確保に貢献していくとした。

引き続き、同氏より、事業方針が発表された。その中で、2023年のマーケティングテーマは「SALON PLUS DXでつなぐミライ」とし、サロンビジネスにDXをプラスすることで3つの満足を高めていくソリューションを提案していくと語った。3つのソリューションとは、顧客体験ソリューション、スタッフエンゲージメントソリューション、高人時生産性ソリューション。具体的な取り組みとしては、昨年開催のTWBCで展示された次世代型スマートデバイスミラー「ECILA(エシラ)」を本年10月に正式発売することが発表された。「ECILA」はお客様との事前カウンセリングや、AI機能サポートによるスタイル提案、技術トレーニングを可能にし、お客様とのコミュニケーションやスタッフの働き甲斐をサポートすることが映像もまじえて紹介された。同機器はリース販売のみで展開され、月々¥13,800(5年リース)であることも発表された。

最後に、2025年に開催される「大阪・関西万博」で、未来のヘルスケアの展示を目指していくことを宣言し、表彰式、懇親会へと移った。