全国理容生活衛生同業組合連合会 中央講師会(山本賢司会長、木下裕章幹事長)は、5月30日(火)、東京・代々木のタカラベルモントホールにおいて、「令和5年度定期総会」を開催した。
会に先立ち、体験を売るという「エクスペリエンス・マーケティング(エクスマ)」の創始者で、企業や集客施設のコンサルティングを行う藤村正宏氏を講師に迎え、「安売りするな! 『価値』売れ!」と題する基調講演が行われた。「モノを売るのではなく、体験を売る」というエクスマの考え方について、企業は差別化するのではなく独自化することが大切であり、SNSを活用して、企業の言いたいこと(商品やサービスの中身や性能)ではなく、消費者の知りたいこと(それらを通してどのような体験ができるのか)を伝えていくことが重要であると説明。自身がこれまで手掛けた様々な実例を取り上げながら、分かりやすく解説した。
その後、休憩をはさみ、定期総会の議事が行われた。